花粉飛散は、大型連休とともに終息か!?
先週金曜日(17日)、環境省から今シーズンのスギ・ヒノキ科花粉の終息予測が発表されました。
それによると、今月の気温が全般に高く推移したため、例年より一週間程度早く終息する予測になっています。域別の予測をみてみましょう。
<西日本>
九州・四国・中国ではほぼ終息しており、近畿のヒノキ花粉の終息も時間の問題です。
<東日本>
スギ花粉はほぼ終息したとみられ、ヒノキ花粉はまだ多く飛んでいますが、これもあと一週間程度で終息する予想です。
<北日本>
東北や北海道(函館周辺)のスギ花粉もピークを過ぎており、5月上旬には終息する予想となっています。
以上のように、今年の花粉もいよいよゴールが見えてきました。まもなく大型連休が始まりますが、
花粉飛散の方は、連休とともに終息を迎える予想です。
とは言え、それまではまだまだ花粉対策が必要とも言えるでしょう。
また、スギ・ヒノキ科花粉が終わっても、北海道はシラカバ花粉、
本州付近はイネ科花粉(4月13日の記事参照)の飛散が本格化しますので、ご注意下さい。
■花粉予測の難敵は遠方からの飛散!■
ところで、今年も日々の花粉飛散予想を参考にされた方も多かったと思いますが、
この飛散量の予想を難しくしているものに、“遠方飛散”があるのをご存知ですか?
林野庁が発表している『首都圏に飛散するスギ花粉の発生源地域の推定』マップ(上図)をご覧下さい。
首都圏には、奥多摩や秩父はもちろん、100キロ以上も離れた静岡県や関東北部の山沿い方面からも
多くの花粉が飛来している事が分かります。(あくまでも、推定ですが……)
花粉は軽いながらもゆっくりと落下するため、風速5メートル程度の風では、数キロしか移動しません。
それにも関わらず100キロ以上も移動するのは、日中の対流活動により、
花粉が上空高く舞い上がり、強い風に乗って遠方まで運ばれるためなのです。
ですから、この遠方からの花粉をいかに正確に予想するかが、
花粉予測の生命線にもなっているのです。
強風の日は、まだまだ思わぬ遠方からの飛来も考えられますので、引き続きご用心下さい。