桜は終わっても、花粉は終わらず!今年の花粉はちょっと厄介……
先週までの花冷え、寒の戻りから一転し、今週は全国的に春本番の陽気が続いています。
この暖かさで、桜前線は東北まで北上した一方で、関東~九州にかけては、葉桜に変わった所も目立ってきました。
そして花粉ですが、時期的に、また今シーズンの飛散予測などから、そろそろ終息に向かうのではないか?とも思われましたが、この暖かさが戻った結果、予想以上に大量の飛散に陥っています。
どうやら、寒の戻りで飛ぶのをためらっていた“居残り組”が、ここぞとばかりに飛散を始めたのかもしれません。
さすがに、九州では終わりつつあるようですが、その他の西日本ではヒノキの花粉が、また東日本では山沿いを中心に、まだまだスギの花粉が大量に飛散しています。もちろんヒノキの花粉も……。
また、お花見の季節を迎えた東北でも、スギの花粉が大量に飛散中。
各地とも十分にご注意下さい。
■最大飛散予測量を超えても、まだ終息せず!■
ところで、シーズン全体の飛散量というのは、その予測から大きくずれることは少なく、
通常はこの予測量に達した時点で、花粉の飛散はまもなく終息か?と考えることになります。
今年の東京都を例にとると、3月末の時点で、すでに今シーズンの最大飛散予測に達したため、
データ上からは間もなく終息してもおかしくないと思われました。(※)
しかし、実際は現在も大量の飛散が続いています。
図の上は寒の戻りのあった1週間前2日(木)、下は本日9日(木)のどちらも朝8時の飛散状況ですが、
猛烈な飛散を示す黄色から赤の地域が、再び拡大していることがわかりますよね。
つまり、
“今年の花粉は当初の予測をすでに超え、しかもそれを大幅に上回る可能性が高くなってきた!”
ということなのです。
これは、東京(関東)だけではなく、東日本や西日本の多くの地域に当てはまる傾向となっています。
例年、お花見の季節が終わると、花粉も同時に終了!という傾向がありますが、
今年は葉桜になった地域でも、まだしばらくは万全の花粉対策が必要なようです。
※参考※
東京都発表の都内9地点の合計飛散量予測(シーズン、1平方センチメートルあたりの合計)は、最小29,890個~最大40,440個でしたが、3月29日の時点で、43,039個。すでに最大予測値を超えています。