『春本番の陽気で花粉の飛散も増加!でも、ヒノキ花粉は東日本でストップ!?』
週末から春本番の陽気が戻ってきましたね。
桜の満開地点も続々と増えて、この週末はお花見に行かれた方も多かったと思いますが、花粉症の方、症状はいかがでしたか?
寒の戻りが終わるとともに、やはり花粉の飛散量が再び増加していたので、外でのお花見は少しつらかった、という方も多いのではないでしょうか?4月3日(金)の記事で紹介したような“インドア花見”を楽しんだ方もいらっしゃるかもしれないですね……。
では、全国の様子を花粉の種類別に見てみましょう。
西日本ではスギがほぼ終息し、完全にヒノキにバトンタッチ!このヒノキ花粉が四国や中国地方を中心に、大量に飛散中です。
関東など東日本でもヒノキにバトンタッチしてきましたが、まだまだしつこくスギ花粉の飛散も多くみられます。
東北地方は、スギ花粉がまさに最盛期!気温も上がり、まだしばらく非常に多い状態が続くでしょう。
北海道は、スギとハンノキがわずかに飛んでいる程度ですが、シラカバ花粉の本格的な飛散まで、あと半月程度といったところです。
今週は、全国的に晴れる日が多く、気温の高い状態が続きます。
各地で花粉の飛散が多くなりますので、対策をしっかりした方が良さそうです。
■ヒノキ花粉前線は関東でストップ!?東北でヒノキが飛ばない訳は?■
前述のように、スギ花粉前線は着実に北上し、現在、東北地方でピークを迎えています。
ヒノキ花粉の方も北上を続けていますので、次は東北地方にヒノキが飛んでくる番!!
……ということは、ないんです。
実は、東北地方ではヒノキの花粉は飛ばないため、ヒノキ前線は関東でストップしてしまいます。
なぜ飛ばないかというと、答えは単純。ヒノキ林がほとんど無いからなんです。
上の図は、都道府県別のスギ・ヒノキの人工林面積を表したもの(資料:林野庁)ですが、
東北地方に注目すると、スギ林の面積は大きいものの、ヒノキ林はほとんどありません。
でも、“人工林はないけど、天然のヒノキ林はあるんじゃないの?”と思いますよね。
そこで、林野庁広報室の松本さんにお話を伺ったところ、
東北には、人工も天然も含めて、ヒノキはほとんどないそうです。
ヒノキは雪に弱く、病気になって枯れてしまうため、雪の多い東北地方では育たないんだとか。
東北でも雪の少ない地域ではヒノキが育っている所もあるそうですが、
それも老木が多いので花粉が飛ぶことはないそうです。
以前、3月16日(月)の記事で“花粉症回避ツアー”について紹介しましたが、
ヒノキに反応する方は東北地方に旅してみるのもいいかもしれませんね。