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春一番のち冬型。寒くても、花粉は飛んでいます!!

先週13日、全国的に強い南風が吹き、各地で『春一番』が観測されました。前回の解説でもお伝えしたように、春一番は花粉の大量飛散をもたらします。シーズン早々、花粉にとっては絶好の条件がそろってしまい、各地で花粉の飛散が多くなっています。

福岡や山口、広島など多いところでは、春一番を観測した13日に、1立方メートルあたりの個数(1時間値)が400個を超えました。左図は13日14時の花粉飛散状況ですが、この赤い丸が大きくなればなるほど飛散量が多いことを表しています。この時期にこの量の飛散は、例年より早い傾向にあると言えるでしょう。

さて、今週の天気の傾向をみてみますと、日本海側は雪の日が続く一方で、太平洋側は晴れる日が多くなっています。つまり、『冬型』の気圧配置が続く見込みで、気温を見てもだいたいこの時期らしい寒さといえそうです。

気温が低いので、「花粉の飛散もひとやすみ!?」と安心している方も多いのではないでしょうか。実は、それは間違いなんです!!

今週の花粉飛散予測では、西日本を中心に“多い”または“やや多い”という予測が出ています。気温が上がらない日でも、ある程度の量の花粉が飛散するということです。こんなときこそ、用心深く対策をとることをおすすめします。

■寒くても…花粉は飛びます!!■
一般的に花粉が飛びやすい条件は、

1 最高気温が高めの日
2 雨あがりの翌日で天気が良い日
3 風が強く晴天で乾燥した日

といわれています。

だからといって、気温が低い日に花粉が飛ばないというわけではありません。気温があまり上がらない日でも、花粉は飛んでいるのです。

花粉の量は、その日だけでなく、これまでに飛んだ花粉の量の影響を受けます。いったん花粉が飛び始めると、それまでに飛散した花粉が地上にたまり、その後の寒さに関係なく空気中を舞うことになるからです。

つまり、春一番をきっかけに飛び始めた花粉が、今週の花粉飛散量に影響するということなんです。
寒い日でも油断は禁物。花粉対策はしっかり行うように心がけましょう。