シーズン早々大量飛散も!春一番型の天気図には要注意。
暖冬の影響により、関東から九州にかけて、予想よりも早く先週から花粉の連続した飛散が始まりました。すでに西日本では本格的に飛び始めている所もありますが、この週末、関東から九州にかけて、一気に大量の飛散となる恐れが出ています。
それはなぜでしょうか?あす13日(金)の予想天気図をご覧下さい。
日本列島を挟んで、南には高気圧、北には低気圧があります。これは春一番をもたらす典型的な天気図で、南高北低とも呼ばれる形。南風が強く吹き、気温も大きく上昇するため、空を舞う花粉にしてみればまさに“願ったりかなったり”の形と言えるのです。
この天気図の形で、過去に何度も大量の花粉飛散がもたらされてきました。今回も春一番の強い南風とともに、予想以上に多くの花粉が飛ぶ恐れがあります。
シーズンが始まったばかりでまだまだ油断している方も多いと思いますが、万全の対策を心掛けた方が良いでしょう。なお、週末は雨が降りますが、「雨上がりの晴れ」も今後は要注意です。
■気になる今年の花粉量は?■
ところで、シーズンを通しての花粉の総量は、前年の夏の天候と大きな関係があります。
前年の夏が暑く、晴れた日が多いと、多くの雄花を付けるため、翌年の花粉量が多くなり、逆に、夏に晴れて暑い日が少ないと、花粉の量は少なくなります。また、夏の天候以外にも、大量に飛んだ翌年は少なく、少なかった翌年は多く飛ぶという傾向もみられます。
去年の夏はどうだったでしょうか?「ゲリラ豪雨」という言葉ができたほど局地的な大雨は多かったものの、総じて気温は高く、日照時間もそれなりにありましたね。
つまり、今春の花粉量は、簡単に言えば、“決して少なくはなく、比較的多い地域が多くなる”予想。花粉症の方にとっては、今年もつらいシーズンになりそうです。
■この解説ページについて■
今シーズンは、以下の4人が交代で、花粉シーズンの解説を担当します。更新は週2回程度を予定しています。皆様のお役にたてるように、花粉の最新情報などをお伝えしていきますので、お楽しみに!