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2009年02月26日

小休止の後は大量飛散の恐れ。3月も高温傾向で一気に飛散!?

前回の記事でもお伝えした通り、今週に入ってから東日本と西日本では曇りや雨の日が多くなっています。それでも気温の高い西日本では、時おり大量の飛散が確認されていますが、寒さの続く関東周辺では、現在小康状態にあるようです。みなさんの症状はいかがでしょうか?

しかしこの週末は天気が回復に向かうため、その関東地方でも再び危険度が高くなるでしょう。なぜなら、あまり飛んでいない期間が長く続けば続くほど、そのあと晴れたタイミングで大量の飛散に陥ることが多いからです。
この週末、たまっていた花粉が一気に飛散する恐れがありますので、ぐずついた天気が続いていた関東の周辺ではよりいっそうの注意が必要になるでしょう。

もちろん関東以外の東日本や西日本でも、引き続き注意が必要です。
さらに、例年は3月に入ってから飛散が始まる東北地方でも、一部では飛散開始に至っています。今後は東北地方でも早めの対策が必要になりそうです。

■3月も暖かい予想。一気に飛散型か!?■
今年のように、飛散が早く始まった年のその後の飛散の傾向には、過去の例から大きくふたつのパターンが考えられます。

(1) 3月に入ると寒い日が多くなる ・・・ ダラダラ継続型。
(2) 3月に入っても暖かな日が多い ・・・ 一気に飛散型。

昨日(25日)、気象庁からこの春の天候予測が発表になりました。
3月の気温に注目すると、全国的に高くなる確率は50~60%と予想されています。上の図がその予想図ですが、赤色が濃いほど、平均気温が高くなる確率が高いことを表しています。

つまり2月からの高温傾向がこのまま持続する可能性が高いとみられ、関東から九州にかけては、まさに(2)のパターンになりそうです。

3月の上旬までにはシーズン全体で予想される量のうち、かなりの割合の花粉が飛散する可能性があるとみられます。ただし、雨が多いと(1)のダラダラ型に移行する可能性も否定できませんが……。

東北地方でも3月に入ると、一気に飛散量が多くなる恐れがありますので十分にご注意下さい。

2009年02月23日

今週は雨続きで花粉も一息。でも家の中に危険が!?

前回の記事でもお伝えしたとおり、今年は予想以上に花粉の飛散が早く、すでにピーク時に匹敵するような大飛散も記録しています。

先週の金曜日(20日)は発達した低気圧の影響で全国的に荒れた天気になりましたが、週末は一転、青空が広がりました。西日本や東日本では再び花粉の量が多くなり、1立方メートルあたりの個数(1時間値)が1,000個(「猛烈な飛散」に匹敵する数!)を超えた所もありました。

やはり、雨上がり、晴れて気温が上がった時は要注意ですね。

ただ、今週は日本の南の海上に前線が停滞するため、西日本や東日本では“菜種梅雨(なたねづゆ)のはしり”といえるぐずついた天気が続きます。「菜種梅雨」とは、いわゆる春の長雨のことで、菜の花が咲く3月から4月頃に梅雨のような天気になるためにこの名が付けられているのですが、今週は一足早くそれに似た長雨になりそうなんです。

花粉の飛散も今までよりおさまって、少しホッとできる1週間となりそうですよ。

■雨でも家の中に潜む花粉に注意!服装にも一工夫を!■

さて、雨や曇りの日は花粉が少ないだろうと安心していませんか?
実はこんなときも、衣類などに付着し、知らないうちに家の中に持ち込んでしまっている花粉に悩まされることがあるので注意が必要なんです。

そこで、この時期は、花粉が付きにくい服装で出かけることをオススメします。

花粉が付きにくい素材は、ポリエステルやナイロンなど表面がツルツルしたもの。逆に、綿やウールは花粉が付きやすく、特にウールは綿の10倍ほど花粉が付きやすいと言われています。

この時期まだまだ必需品ともいえるウールのマフラーやコートは、家の中に入る前にしっかりとはらうなどの対策をするとよいでしょう。

また、女性など髪の長い人は、髪についた花粉にも気をつけてください。飛散の多い日は帽子をかぶるなどして、花粉を持ち込まないように心がけましょう。

雨の日だからと油断せずに、家の中でも快適に過ごせるようにちょっとした工夫を取り入れてみてくださいね。

2009年02月19日

飛散量さらにアップ!1日2回のピークにご注意。

先週末から週明けにかけて、この時期としては驚くような飛散量を各地で記録していたことが分かりました。

左図は16日(月)午前1時の関東地方の飛散状況です。
1立方メートルあたりの個数(1時間値)が、関東の南部で継続して1,000個以上を記録。シーズン早々ですが「猛烈な飛散」と呼べるレベルです。

関東以外でも、東海から九州にかけて同様の飛散量を記録しています。前回の記事で見ていただいた四国・中国地方の飛散量も、今は赤い丸が大きくなり、かなり様子が変わってきています。

2月としての記録的な暖かさや先週末の春一番が、予想以上に雄花の開花を促したのでしょう。例年よりも早く、そして一気に本格的な花粉シーズンに突入したと言えそうですね。

また、19日(木)から20日(金)にかけて、再び日本列島を発達した低気圧が通過します。この雨あがりの週末以降は、さらに大量の飛散が予想されますので、よりいっそうの花粉対策を心掛けてください!

■花粉の飛ぶピークは1日に2回!■
では、1日の中で花粉の量が多い時間帯はいつでしょうか?一般的に、

1.気温が上がり、花粉の飛ぶ量が活発になるお昼前後
2.気温が下がり始め、上空に舞いあげられていた花粉が地上に落下してくる夕方

と言われています。ただ、これはあくまで一般論で、その日の風向きや気温、湿度などの気象条件によって、花粉の飛び方は大きく変わってきます。

日々の花粉対策では、これを目安にしながら最新の花粉情報をこまめにチェックすることをおススメします!

■最新の花粉情報をアニメーションでチェック!■
Yahoo!が提供する花粉情報の各地域のページでは、24時間先までの花粉情報をアニメーションで見ることができます。忙しい時間でも、一日の花粉の動きを瞬時にイメージすることができ、用途もさまざま。外出する時間帯や洗濯物を取り入れる時間帯の目安にするなど、こまめに利用して、つらいシーズンを効率よく乗り切りましょう!

2009年02月16日

春一番のち冬型。寒くても、花粉は飛んでいます!!

先週13日、全国的に強い南風が吹き、各地で『春一番』が観測されました。前回の解説でもお伝えしたように、春一番は花粉の大量飛散をもたらします。シーズン早々、花粉にとっては絶好の条件がそろってしまい、各地で花粉の飛散が多くなっています。

福岡や山口、広島など多いところでは、春一番を観測した13日に、1立方メートルあたりの個数(1時間値)が400個を超えました。左図は13日14時の花粉飛散状況ですが、この赤い丸が大きくなればなるほど飛散量が多いことを表しています。この時期にこの量の飛散は、例年より早い傾向にあると言えるでしょう。

さて、今週の天気の傾向をみてみますと、日本海側は雪の日が続く一方で、太平洋側は晴れる日が多くなっています。つまり、『冬型』の気圧配置が続く見込みで、気温を見てもだいたいこの時期らしい寒さといえそうです。

気温が低いので、「花粉の飛散もひとやすみ!?」と安心している方も多いのではないでしょうか。実は、それは間違いなんです!!

今週の花粉飛散予測では、西日本を中心に“多い”または“やや多い”という予測が出ています。気温が上がらない日でも、ある程度の量の花粉が飛散するということです。こんなときこそ、用心深く対策をとることをおすすめします。

■寒くても…花粉は飛びます!!■
一般的に花粉が飛びやすい条件は、

1 最高気温が高めの日
2 雨あがりの翌日で天気が良い日
3 風が強く晴天で乾燥した日

といわれています。

だからといって、気温が低い日に花粉が飛ばないというわけではありません。気温があまり上がらない日でも、花粉は飛んでいるのです。

花粉の量は、その日だけでなく、これまでに飛んだ花粉の量の影響を受けます。いったん花粉が飛び始めると、それまでに飛散した花粉が地上にたまり、その後の寒さに関係なく空気中を舞うことになるからです。

つまり、春一番をきっかけに飛び始めた花粉が、今週の花粉飛散量に影響するということなんです。
寒い日でも油断は禁物。花粉対策はしっかり行うように心がけましょう。

2009年02月12日

シーズン早々大量飛散も!春一番型の天気図には要注意。

暖冬の影響により、関東から九州にかけて、予想よりも早く先週から花粉の連続した飛散が始まりました。すでに西日本では本格的に飛び始めている所もありますが、この週末、関東から九州にかけて、一気に大量の飛散となる恐れが出ています。

それはなぜでしょうか?あす13日(金)の予想天気図をご覧下さい。

日本列島を挟んで、南には高気圧、北には低気圧があります。これは春一番をもたらす典型的な天気図で、南高北低とも呼ばれる形。南風が強く吹き、気温も大きく上昇するため、空を舞う花粉にしてみればまさに“願ったりかなったり”の形と言えるのです。

この天気図の形で、過去に何度も大量の花粉飛散がもたらされてきました。今回も春一番の強い南風とともに、予想以上に多くの花粉が飛ぶ恐れがあります。

シーズンが始まったばかりでまだまだ油断している方も多いと思いますが、万全の対策を心掛けた方が良いでしょう。なお、週末は雨が降りますが、「雨上がりの晴れ」も今後は要注意です。

■気になる今年の花粉量は?■
ところで、シーズンを通しての花粉の総量は、前年の夏の天候と大きな関係があります。

前年の夏が暑く、晴れた日が多いと、多くの雄花を付けるため、翌年の花粉量が多くなり、逆に、夏に晴れて暑い日が少ないと、花粉の量は少なくなります。また、夏の天候以外にも、大量に飛んだ翌年は少なく、少なかった翌年は多く飛ぶという傾向もみられます。

去年の夏はどうだったでしょうか?「ゲリラ豪雨」という言葉ができたほど局地的な大雨は多かったものの、総じて気温は高く、日照時間もそれなりにありましたね。

つまり、今春の花粉量は、簡単に言えば、“決して少なくはなく、比較的多い地域が多くなる”予想。花粉症の方にとっては、今年もつらいシーズンになりそうです。

■この解説ページについて■
今シーズンは、以下の4人が交代で、花粉シーズンの解説を担当します。更新は週2回程度を予定しています。皆様のお役にたてるように、花粉の最新情報などをお伝えしていきますので、お楽しみに!

2009年02月09日

早くも危険な天気図。一気に大量飛散も!

先週、九州や四国、また東京都内でも連続した花粉の飛散、いわゆる飛散開始日になったという発表がありましたが、関東から九州にかけては、この一両日中に一気に大量の花粉飛散となる可能性があります。

それはなぜか?今日の天気図をご覧ください。日本列島を挟んで、南には高気圧、北には低気圧があります。これはいわゆる南高北低と呼ばれる天気図の形で、南風が強く吹き、気温が上昇するパターン。花粉にしてみれば願ったりかなったりの形で、過去に何度も大量の飛散をもたらした、危険極まりない形なのです。

花粉のシーズンが始まったばかりで、まだまだ油断している方も多いと思いますが、関東から九州にかけては、予想以上に多く飛ぶ恐れがありますので、万全の対策を心掛けてください。
なお、あす~あさっては雨になりますが、この雨上がりに晴れた時も要注意です。

■気になる今年の花粉量は?■
ところで、シーズンを通しての花粉の総量は、前年の夏の天候と大きな関係があります。
前年の夏が暑く晴れた日が多いと、多くの雄花を付けるため、翌年の花粉量が多くなります。逆に、夏に晴れて暑い日が少ないと、花粉の量は少なくなります。また、夏の天候以外にも、大量に飛んだ翌年は少なく、少なかった翌年は多く飛ぶという傾向もみられます。

去年の夏はどうだったでしょうか?「ゲリラ豪雨」という言葉ができたほど局地的な大雨は多かったものの、総じて気温は高く、日照時間もそれなりにありました。
つまり今春の花粉量は、簡単に言えば、“決して少なくはなく、比較的多い地域が多くなる”予想。花粉症の方にとっては、今年もつらいシーズンになりそうです。