名古屋の気温表示に物申す。
16日は多治見(岐阜)・そして熊谷(埼玉)の気温が40.9℃と、74年ぶりに気温の
国内最高記録が更新されたことは、各メディアもこぞって取り上げていたので
ご存知の方も多いことだろう。
この夏も全国ニュースで名古屋の気温が表示されることが度々見受けられる。
しかし、この気温の数値に名古屋市民の自分はいつも違和感をおぼえてしまうのである。
…というのも、アメダス地点の「名古屋」は、言うまでもなく名古屋地方気象台であるのだが、
この建物が割と高台のところ(標高51m)にあることを知る人は意外に少ないと思う。
場所は名古屋の都心に割りと近い閑静な住宅街にあり、なおかつ上述の通り高台にあるため、
気温もそれほど高くは推移しないはずなのだが、16日24時の段階でも30.7℃なのだから、
ヒートアイランドなどの影響で、都心部近くはさらに気温が高いことは容易に推測できる。
16日の地元メディアの報道では、携帯の温湿度計を使って42~43℃を表示していることを
強調していたところもあったが、日射に照らされてセンサー部分が昇温していることも考慮に
入れると、その数値を鵜呑みにはしない方がいいと思われる。
しかし、現実として都心部の暑さは尋常ではなかったので、仮に名古屋の都心部
(名古屋市役所や県庁の官庁街あたり)にアメダスを設置し、気温の観測を行ったとしたら、
おそらく上記2地点に匹敵する気温が出たであろうと思われる。
非常に厳しい暑さはどうやら今週で一段落しそうだが、その後も普段の暑さは継続する模様。
引き続き、熱中症には十分に気をつけ、対策を取るようにお願いしたい。

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16日18時頃、名古屋港近辺から多治見方面に携帯カメラを向けてみた。
発達した積乱雲から天井に広がるような「かなとこ雲」が見えるのがわかるだろうか。
(服部 康光)





