【サッカー】アジアカップ日本代表 準々決勝の展望
既報の通り、サッカーのアジアカップが東南アジア各国で開催されており、日本代表は
蒸し暑さに苦しみながらも、何とかB組首位で予選リーグを通過した。
そして決勝トーナメント準々決勝の相手は、先のワールドカップで敗退を喫したオーストラリア。
オーストラリアも予選リーグではかなり苦戦を強いられた。
このオーストラリア戦の展望を語る上で、東南アジア特有の多湿な気候は避けては通れない
道だと考え、 「不快指数」 をキーワードに書いていきたいと思う。
【オーストラリア(タイ・バンコクで試合)】
7/ 8 17:30 気温33度 湿度52% 不快指数83(暑くて汗が出る)
7/13 17:30 気温32度 湿度52% 不快指数81(暑くて汗が出る)
7/16 19:30 気温26度 湿度89% 不快指数78(やや暑い)
【日本(ベトナム・ハノイで試合)】
7/ 9 17:30 気温33度 湿度71% 不快指数86(暑くてたまらない)
7/13 20:30 気温32度 湿度84% 不快指数84(暑くて汗が出る)
7/16 17:30 気温35度 湿度56% 不快指数86(暑くてたまらない)
上記の通り、ハノイの不快指数がバンコクよりも高いことが示されている。
ピッチ上はさらに湿度が上がっているので、これ以上の暑苦しさだっただろう。
蒸し暑さに慣れているはずの日本はもちろん、オーストラリアにとってここまでの暑苦しさは
経験したことがほとんどなかっただろうし、実際に試合の中では想像以上だったことだろう。
現に予選リーグは両チームとも、初戦でかなり苦しんで引き分けになったことで共通しているし、
蒸し暑い気候に慣れている東南アジア勢の健闘が光っている。
さて、本題に入ろう。
21日の準々決勝は引き続きベトナムのハノイで行われる。
オーストラリア代表は17日夜にハノイに入ったようだが、ただでさえ暑さに苦しんだオーストラリア
だけに、今まで以上の暑苦しさは余計に試合の中では身に応えそうだ。
一方日本代表はここまでの3戦で暑さ対策は徐々にできつつあり、予選リーグを首位で通過し、
引き続きハノイに残れるのは大きいと考える。
後は戦い方だ。
オーストラリアはここまでの3戦のうち、運動量が落ちるであろう後半に得点するシーンが
多い反面、前半に失点するケースもあった。これは日本にも言えることでもあるが、前半は
日本特有の「人もボールも動くサッカー」で如何にして得点シーンを作り、どうしても運動量の
落ちてしまう後半は、不用意な反則などで得点のチャンスを作らせないかということがポイントと
なるだろう。
この準々決勝のキーマンはベトナム戦でパスミスの多かった中村(憲)・鈴木と考える。
この両ボランチが確実にトップ下の中村(俊)や遠藤、両サイドバックの加地・駒野にパスを
送れるかで攻撃の幅がさらに広がり、オーストラリアの守備勢の運動量低下に繋がるはずである。
日本代表の勝利を信じて。
(服部 康光)





