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東海地方平野部でも雪が降る条件


[2006-12-28 23:46:45]

 28日から気圧配置が西高東低の冬型となり、日本海側の各地で雪が降っている模様だ。
 こうなると、太平洋側の地域では雪が降らないことが多い。

 ところが名古屋を中心とした東海地方の平野部では雪が舞い、時には積もることがある。

 その原因は地理的環境によるものが大きいとみている。
 名古屋から若狭湾までは意外に近く、車で2時間も走れば敦賀に到着してしまうぐらいだ。
さらに若狭湾から琵琶湖、関ヶ原、そして名古屋はほぼ西北西~北西に並んでいて、
ひいては標高もそれほど高くないので、日本海側で発生した雪雲の通り道となることがある。
 たまに関ヶ原から雪の降っている模様が放映されるのはこのためであろう。

 閑話休題。
 この雪雲の流れ込み方次第で、東海地方の平野部で雪の降る地域が異なるのがまた
不思議なところだ。
 関ヶ原で雪雲が抜けたときに、上空の風が西風が中心であれば岐阜市内~東濃地方、
北西風なら、岐阜市内~名古屋市内、さらに北風なら三重県内といった按配だ。

 折りしも28日23時~29日00時の名古屋のウィンドプロファイラ(上空の風)では
上空1km~2kmで西北西~北西で20m/s前後の風となっている。
 風速が15m/sを越えると風に乗って雪雲が平野部に流れ込みやすくなると言われている。

 平野部で雪が積もると、交通機関に多大な影響が及ぶ可能性が高い。
 東海地方に限らず、今後の雪の降り方にはご注意を。

(服部康光)

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