槍ケ岳に沈む太陽
[2011-05-21 15:03:33]
北アルプスのふもと、長野県松本市からこの時期、北アルプス槍ケ岳(標高3,180m)に太陽が沈む光景が見られる。天気に恵まれた20日、その姿をおさめることができた。鋭くとがった槍の穂先が夕日を突き刺したようだ。
写真は、松本市東部の里山辺地区から撮影したもの。槍ケ岳は市内のどこからでも見られるわけではなく、この地区では、北アルプスの山並みの間から見ることができる。形も見る場所によって異なるが、ここでは、穂先がまっすぐ空を指すような形をしている。槍ケ岳と夕日が重なって見える場所は、今後少しずつ南に移動し、6月20日前後の夏至以降は北へ移動する。里山辺地区では7月20日前後に再び見ることができる。
この日、夕日が槍ケ岳に接し始めたのは午後6時22分ごろ。山頂の少し上にかかっていた雲が心配だったが、接するころには太陽がちゃんと顔を出してくれた。その一瞬をおさめようと集まったカメラマンの方に撮り方のポイントを教えてもらいながら、夢中になってしまった。
今か今かと息を飲んで望遠レンズをのぞきこむのもワクワクするけれど、同じ思いで待つ人たちとの会話も楽しい。今度は肉眼で、刻々と変わる色の風景を楽しみたいと思う。
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松本市里山辺から見た槍ケ岳に沈む夕日。右は常念岳(5月20日午後6時25分ごろ)
(窪田和恵)






