潮干狩りシーズン
明日からの大型連休、出だしの2日間は好天に恵まれそうだ。この時期、海は潮干狩りのシーズン。今年はちょうど潮が大きく引き、潮干狩りに適した日が続く見込みだ。
ところで、潮干狩りはいつ行ってもできる、というわけではない。海を知る方には笑われそうな話だが、山育ちの私はちょっとそう思っていた。潮の満ち引きは、地球・太陽・月の位置関係により、引力と遠心力が関係して起きる。潮の満ち引きが大きいとき(大潮)は潮干狩りに適しているし、満ち引きが小さいとき(小潮)は適さない。出発前に、潮干狩りができる日と時間帯を確認してから出かけよう。海上保安庁のホームページにある「潮干狩り情報」や、各地の観光協会のホームページに、好適日と時間帯が掲載されている。また現在、大阪湾沿岸部のアサリから貝毒が検出され、採取が禁止されている。それらの情報も確認しよう。
では、取ってきたアサリの保存の仕方、調理のポイントは? 毎年、潮干狩り客でにぎわう愛知県美浜町の料理旅館の女将に聞いた。
取ってきたばかりのアサリは、一週間くらいは冷蔵庫で保存できる。塩水に5~6時間つけて砂抜きをしたら水を切り、ビニール袋などに入れて保存すればよい。一週間以上もたせたい場合は、砂抜きをした後、1回分ずつに分けて冷凍する。また、冷凍アサリの調理のポイントは、一気に加熱すること。水から煮るなど時間をかけて解凍すると、貝が開かなくなってしまう。沸騰したお湯に凍ったままのアサリをそのまま入れるとよい。
美浜町漁業協同組合によると、3月下旬から4月上旬の潮干狩り客数は、震災の影響で、例年の3~4割だったという。しかし、私たちが元気に生活することが日本の復興へつながるはず。日々の生活に感謝しながら、休みがとれたら出かけよう。もちろん海沿いへ出かけるときは、万が一のときの津波対策、情報収集も忘れずに。
(窪田和恵)






