熱中症対策にお助けグッズ
この夏、熱中症による救急搬送や死亡のニュースが連日伝えられている。特に、お年寄りの熱中症や、空調のきいていないトイレや風呂場での発症が目立っているそうだ。高温多湿な環境を避け、こまめに水分補給をするなど、とにかく自分で意識して行動するしかないが、そんな熱中症への意識を高める手段として、熱中症対策のグッズや機能を使ってみてはどうだろうか。
これは、『携帯型熱中症計』(日本気象協会館監修)。
縦6.5cmのしずく型。下のボタンを押すと、気温と湿度が表示され、それらの値から日本気象協会独自の計算手法で熱中症指標値を計算し、熱中症になりやすい環境かどうかをライトの色と数で表す。
携帯型熱中症計の販売は昨年からだが、今年は新たに「見守り機能」がついた。見守り機能を「ON」にしておくと、10分ごとに自動的に気温と湿度を計測し、「厳重警戒」や「危険」になった場合、ブザーを鳴らして知らせてくれる。
私もさっそくバッグにつけて使ってみた。部屋の中にいて、まだエアコンをつけなくても我慢できるかなと思っていると、突然ブザーが鳴って「厳重警戒」を知らせた。何かに集中すると、周りの環境に気が回らなくなってしまう私には必要かもしれない。
携帯電話でも、リアルタイムで熱中症対策の情報が得られる。
ウェザーニューズは今月から、熱中症の危険が最大レベルになる“猛暑”を事前に携帯電話のメールで知らせるサービス『スーパー猛暑メール』を始めた。住所を市町村単位で設定すると、気温が37度を超える可能性がある場合、「今日は、命に関わるほど厳しい猛暑となります」といった、一瞬ドキッとするような内容のメールが送られてくる。
ほかに、環境省は、熱中症のなりやすさを『今日明日の暑さ指数』『暑さ指数速報』として、携帯サイトで情報提供している。
それぞれの人のいる環境は、外の日陰の気温や湿度(気象庁が計測・予報する値)と違うことの方が多い。その人がいる環境が熱中症になりやすいかどうかを知らせてくれる携帯型熱中症計は役に立ちそうだ。夏休み、日中外に遊びに出かけることの多い子どもや、エアコン嫌いのお年寄りに持ってもらい、熱中症への危機感を高めるために使ってみてはいかがだろう。
(窪田和恵)
※携帯型熱中症計は、日本気象協会のネットショップ「てるてる君☆Web Shop」などで販売されている。






