猛暑・食中毒にもご注意!
猛暑が日本列島を襲っている。冷たいものや、のどごしの良いものばかり、ついたくさん摂りすぎると胃腸も弱る。この暑さと弱ったおなかに気をつけたいのが食中毒だ。
食中毒は、細菌やウイルスに汚染された飲食物、毒キノコやフグなどの有毒物を食べたことによっておこる。その細菌やウイルスは、生肉、魚介類、卵、土の中、人の粘膜、傷、糞便など、身のまわりにひそんでいる。
見た目やにおい、味で分かる腐敗と違って、食中毒は五感で感じ取って防ぐことができない。また、食中毒菌は高温多湿が大好き。その状況で長時間放置すれば、一気に増殖する。そんなやっかいな食中毒の予防法は、昔も今も「つけない」「ふやさない」「やっつける」の三原則だ。
●「つけない」ために
食中毒菌は人の手や調理器具を介して食べ物に付着する。
・手洗いはこまめに念入りに。調理器具や野菜などもきれいに洗う
・肉汁や魚汁がたれないように、卵のひび割れがないように保存する
●「ふやさない」ために
食中毒菌は10~40度で最も活発に増殖する。
・生ものは使う直前まで冷蔵庫で保存
・食べ残しは室温で長時間放置しない
・買い物は、出たついでにと欲張らず、食料品を買ったら寄り道せずにまっすぐ帰る
●「やっつける」ために
多くの食中毒菌は熱に弱い。
・食品は十分に加熱する。食品中心部の温度が75度で1分以上が目安。
・調理器具やふきん、スポンジは熱湯や漂白剤で消毒し、しっかり乾かす。
そのほか、冷蔵庫・冷凍庫は過信しない。冷蔵庫は冷気を循環させるために食品を詰め込みすぎないように、一方、冷凍庫は冷凍品自体が保冷剤の役目を果たすので、隙間なくぎっしり詰める方がいい。また、化膿した傷などにいる黄色ブドウ球菌は食品について増殖すると、熱でも分解されない有毒物質を作り出すため、必ず調理用の手袋をする。
切ない目に遭わないように、手洗いをしっかり、台所は清潔に、生ものの扱いには十分用心しよう。
(窪田和恵)






