身近にある薬草
[2010-07-10 11:06:22]
先日、住宅街を歩いていたらドクダミを発見した。身近なところに薬草として利用される植物がほかにもありそうな気がして、図鑑片手に歩いてみた。
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民間療法に使われる代表的な薬草、ドクダミ。白い十字型の花弁に見えるのは総苞片で、花は中央の薄黄色の部分。かわいらしい姿と裏腹に独特の臭気があるが、乾燥させるとにおいはなくなる。
薬効は、解毒、解熱、便秘、高血圧など幅広い。
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公園の芝生などで踏みつけられているオオバコ。実はこれも日本薬局方に収録されている生薬だ。二本の花茎をそれぞれ二つに折ってひっかけ合い、引っ張ってどちらが勝つか遊んだ思い出のある方もいるだろう。せき止め、消炎、利尿作用などがある。
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小さくても深い青色が目を引きつけるツユクサは、早朝咲いて昼ごろになると閉じてしまう。上の2枚の花弁が青く大きくて目立つが、下にもう一枚、白く小さな花弁がついている。茎が横にはって伸び、節から根を出して繁殖する。解熱、のどの痛み、消炎、かぶれなどに効く。
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七十二候・半夏生の由来となったカラスビシャクにも薬効がある。地下の球根から長い葉柄を出し、初夏、葉とは別に茎が高く伸びて仏縁苞のある花を咲かせる。球根に吐きどめの効果がある。
よく見かける野草にも、意外な薬効がある。植物の見かたも少し変わってきそうだ。
薬草を煎じて飲む際は、服用すべきでない人が飲んでかえって害になったり、有毒なものもあったりするので、専門家や経験豊かな人に教わろう。
(窪田和恵)
※『日本薬局方』 日本国内の医薬品の品質・強度・純度などを定めた規格基準。
今回取り上げた中では、ドクダミ、オオバコ、カラスビシャクが収録されている。






