梅雨の合間の「五月晴れ」!?
[2010-06-01 18:27:06]
今日6月1日は気象記念日。1875年(明治8年)の今日、日本初の気象台・東京気象台(現気象庁)が設置され、気象と地震の観測が始まった。それから9年後の1884年(明治17年)の6月1日は、日本で初めて天気予報が発表された日でもある。
さて、6月の声を聞くといよいよ梅雨入りだ。洗濯ものが乾きにくかったり、部屋のにおいが気になったり、何かと過ごしにくい時期だが、だからこそ梅雨の晴れ間はありがたいもの。そんな梅雨の合間の晴天のことを、「五月晴れ」と言う。
五月晴れは5月のすがすがしい晴れのことをいうのではないのか、と不思議に思った方もいるかもしれない。しかし、ここでいう五月(さつき)は、もともとは旧暦の5月を指し、現在の暦では6月~7月上旬、ちょうど梅雨の時期にあたる。つまり、五月晴れは本来、梅雨の合間の晴れを指す言葉だった。それがいつのころからか、新暦5月の晴天を指すように変わってきたという。辞書にはこの2つの意味がのっている。
時代とともに変わっていく言葉もあるが、本来の意味や由来を考えてみるのも楽しい。
● 6月の【二十四節気】七十二候
6日 【芒種】 蟷螂生ず (カマキリが生まれ出る)
11日 腐草蛍となる (腐った草の下から蛍が現れる)
16日 梅子黄ばむ (梅の実が熟して黄色になる)
21日 【夏至】 乃東(なつかれぐさ)枯る (夏枯草(うつぼ草)が枯れる)
27日 菖蒲華く (あやめの花が咲く)
芒種(ぼうしゅ):芒(のぎ)のある穀類の種をまく時期
夏至:一年で昼が最も長い日
(窪田和恵)






