ミカンの花咲くころ
[2010-05-17 15:27:45]
この花は何の花かご存知だろうか。童謡『みかんの花咲く丘』でおなじみのあの花だ。
愛知県では、遅れていたウンシュウミカンの花がようやく咲き始めた。
知多郡美浜町にある観光農園「ジョイフルファーム鵜の池」のみかん園に入らせてもらった。常緑低木の艶のある濃い緑色の葉の間に、直径3cmほどの小さな白い花。花びらは5枚、ちょっと先がとがった形をしている。そして、花びらを触って驚くのは、その厚みと硬さ。少しくらいの風では揺れないくらい硬い。見た目の可憐さとは裏腹に力強い花だ。
栽培している方によると、例年は5月10日前後に満開になるが、今年は4月下旬や連休明けの寒さで一週間ほど遅れているという。花が遅いと実がなるのも少し遅れてくるそうだ。
花が咲き終わると、6月下旬~8月上旬には摘果作業をする。10~15枚の葉に1つの実をならせるようにするそうだ。10月上旬、朝晩少し冷え込むようになると、酸味が抜けて「みかん色」に色づき始める。そうすると、いよいよミカン狩りのシーズンだ。
先日、長野県で咲いていたリンゴの花を紹介したが、秋から冬が旬の果物は、初夏の今ごろが花をつける季節。ミカンの花は今週末ごろまで楽しめるそう。実のなるころもいいが、花が咲くこの時期、童謡を思い出しながらのドライブはいかがだろう。
(窪田和恵)






