新緑を楽しもう
[2010-05-01 12:11:48]
文部省唱歌『茶摘み』でおなじみ八十八夜。立春から数えて88日目のことを言い、今年は明日2日がその日にあたる。口ずさむと、青空の下、一面に茶畑が広がる穏やかな風景が浮かんでくる。
今年のゴールデンウィークは、さわやかな晴れの天気が続きそう。せっかくの晴天を利用するなら、『茶摘み』にも歌われる若葉が茂るこの季節、森林浴がおすすめだ。
森に行くと、風にのって木々の香りが漂ってくる。書物によると、これはフィトンチッドと呼ばれる木々が発散している香り成分で、昆虫による食害を防いだり、他の植物の侵入を防いだりするために発しているという。この成分が、人間にはリラックスやリフレッシュ効果を与える。
フィトンチッドは、光合成が盛んになる春から夏にかけて多くなるそう。
風薫る5月。みずみずしい黄緑色の若葉の中、五感をすべてつかって自然を楽しんではいかがだろう。
ただ、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の忘れ霜」といわれ、朝晩は冷え込むことも多いこの時期。遅霜に気をつけて、また、山へ行かれる方は一枚余分にもっていこう。
● 5月の【二十四節気】七十二候
5日 【立夏】 蛙はじめて鳴く (かえるが鳴き始める)
11日 蚯蚓出ずる (みみずが地上にはい出る)
16日 竹笋生ず (たけのこが生えてくる)
21日 【小満】 蚕起きて桑を食む (蚕が桑を盛んに食べ始める)
26日 紅花栄う (ベニバナが盛んに咲く)
31日 麦秋至る (麦が熟し麦秋となる)
(窪田和恵)






