センター試験の日は雪が降りやすいか
今月16、17日は大学入試センター試験。全国の受験生たちにとってまさに勝負の日となる。
受験生やその親としては、会場までの交通手段に影響を与える天気が気になるところだ。
私が受験生だったころから、「センター試験の日はよく雪が降る」なんて言葉も聞く。
そこで、過去10年の試験日の天気を札幌、仙台、東京、大阪、福岡、那覇の6都市について調べてみた(気象庁ホームページ、気象統計情報より)。
試験日の昼(6時~18時)、雨や雪が降った日数と、その確率は次のとおりだった。
●雨や雪が降った試験日数(確率)
札幌 11日(55%)
仙台 5日(25%)
東京 9日(45%)
大阪 8日(40%)
福岡 10日(50%)
那覇 10日(50%)
仙台、大阪をのぞいた都市では、ほぼ半分の確率で雨や雪が降った。
このうち、交通機関へ影響が出ることが多い雪(みぞれも含む)が降った日数と、その確率は次のとおりだった。試験日に雪が降りやすいかどうかを調べるために、平年の1月の雪日数とその確率も表す。
●雪が降った試験日数(確率)、平年の1月の雪日数(確率)
札幌 11日(55%)、 28.1日(91%)
仙台 5日(25%)、 19.5日(63%)
東京 3日(15%)、 2.7日 ( 9%)
大阪 3日(15%)、 4.7日 (15%)
福岡 1日( 5%)、 6.8日 (22%)
(那覇はすべて雨)
これを見ると、東京だけが、試験日に雪が降った確率の方が、平年の1月に雪が降った確率よりも高い。つまり、東京は試験日に雪が降りやすいと言えるだろう。
逆に、札幌や仙台、福岡では、平年の天気から見ると、試験日に雪は降りにくいと言えそうだ。
「センター試験の日はよく雪が降る」と言われるのは、地方では東京にあるキー局からニュースや天気予報が流れることも多く、その東京で試験日に雪が降りやすいから、ともいえるだろうか…。
さて、過去の天気よりも今年はどうなのか、という声が聞こえてきそうである。
気象庁によると、北海道や東北の日本海側では雪が降りそう。北陸や山陰でも曇りや少し雪の降る天気に。他の地域はおおむね晴れる予報となっている。
加えて、今年は気温に対する注意も必要かもしれない。列島を凍らせるようなこの寒さは17日ごろまで続きそうだ。
受験生のみなさん、足元だけでなく寒さ対策を万全に、この2日間を乗り切ってください!
(窪田和恵)






