台風18号 高潮にも注意を
[2009-10-07 05:24:42]
非常に強い台風18号は7日午前3時現在、沖縄県の大東諸島の西を北上している。気象庁の予報によれば8日午前にも本州の太平洋岸に接近・上陸のおそれがある。
台風の接近に伴い強い風や雨への注意も必要だが、沿岸部・平野部では高潮にも注意したい。
高潮とは台風や強い低気圧の通過に伴い海面が上昇する現象のこと。気圧の低下による水面の吸い上げ効果と、強風で海水が沿岸に吹き寄せられ水位が高くなる吹き寄せ効果により発生する。
吸い上げ効果では1hPaあたり約1cm上昇するため、本州への接近・上陸時には50cm程度上昇することになる。
また吹き寄せ効果により接近・上陸時には南側・東側に開けた湾(東京湾・伊勢湾・大阪湾など)、通過後は北側・西側に開けた湾の水位が高くなる。特に台風の進路の右側にあたる地域では風が強まるため、吹き寄せ効果も強まることになる。
気になるのは満潮時間。この時期の満潮は朝と夕方に起こるため、台風の接近・上陸が予想される8日午前と満潮が重なる。また夏から秋にかけて潮位が高まる時期であり、さらに満月直後のため潮位が高い。そのため高潮災害の危険性がより高まることが予想される。
高潮のさい注意したいのは沿岸部への浸水。さらに高潮が河川をさかのぼり海から離れたところでも浸水する可能性もある。
気象庁や海上保安庁のホームページで満潮時間を確認し、高潮への備えを行ってほしい。
(ジャイヴ川畑)
気象庁 潮位表
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/index.php
海上保安庁 潮汐推算
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TIDE/tide_pred/index.htm






