ジョギング中に落雷か
新聞報道などによると、24日午後4時ごろ、兵庫県芦屋市でジョギング中とみられる男性が落雷にあい死亡する事故が発生した。
現場はキャナルパークと呼ばれる水路沿いの散歩道。
50メートルほど南には阪神高速湾岸線があり、水路向かいには高層住宅があるものの、現場付近は空が開けており落雷を受ける可能性があった。

当時は上空に強い寒気が入り大気の状態が不安定になっていた。
24日午後9時の高度5640メートル付近の天気図を見ると、日本海中央部にCの文字がある。これは寒気の中心を表し、近畿地方はその南東側に位置している。上空の寒気の南東側は、特に荒れ模様になることが知られている。
24日は9:45に雷注意報が発表され21:25まで雷注意報が発表され、14:40から約1時間、大雨注意報・洪水注意報も発表されていた。
西宮の阪神甲子園球場では15時過ぎに激しい雷雨で阪神・ロッテ戦が中止になった。
実はこの雷雨、甲子園球場ではどしゃ降りとなったが、約3キロ離れた筆者の居た場所では雷鳴は轟くもののパラパラ程度の降りであり、降水域が局地的であったようなのだ。
おそらく落雷にあった男性も、強い降水域から外れていたため、ジョギングに出かけたのだろう。
芦屋市のお隣の東灘区では、15時ごろに激しく雷鳴が轟いていた。甲子園や筆者の居た場所でも雷鳴が轟いていただけに、芦屋でも雷鳴が聞こえていたのではないだろうか?
雷鳴がわずかでも聞こえれば、落雷を受ける可能性がある。読者の皆さんも、雷鳴が聞こえたら速やかに安全な場所に避難するよう心がけてほしい。
(ジャイヴ川畑)
兵庫県の気象注意報・警報の履歴
http://hyogo.bosai.info/warn/history/28/warn_h_r.200905.html
24日14時-16時の阪神間各地の降水量は以下のとおり
(0.0ミリは0.5ミリ未満の降水も含む)
神戸空港 0.0ミリ
神戸 7.0ミリ
西宮 0.0ミリ
豊中 1.0ミリ
大阪 0.0ミリ
堺 0.0ミリ
この観測結果からも降水域に偏りがあったことがうかがえる。





