黄砂汚染 人体への影響は?
[2008-06-20 23:56:09]
ここ数日、中国大陸から飛来する汚染された黄砂が人体へ与える影響について、相次いで報道されている。
15日から17日にかけて神戸で開催された日本呼吸器学界で発表された鳥取大医学部の渡部仁成助教らの研究によれば、同大付属病院を受診したぜんそく患者への聞き取り調査で、黄砂飛来時に症状の悪化が見られたとのことだった。
鳥取砂丘からも砂は飛ぶが症状が悪化する患者はおらず、黄砂に含まれる有害物質がアレルギー反応を引き起こしたものと思われるそうだ。
また朝日新聞の報道によれば、金沢大の小林史尚准教授が中国・ウルムチであった国際会議において、黄砂がカビや細菌などの微生物を運んでいる可能性があると発表した。
中国・敦煌や金沢市などの上空の黄砂を分析したところ、各種のカビや細菌が発見されたそうだ。
花粉症対策でマスクやゴーグルなどをつける方を最近よく見掛けるが、これらの研究結果から黄砂についても同様の対策をとったほうがよさそう。これからはアレルギー対策のためには、花粉予報だけでなく黄砂予報についても意識したいものだ。
(ジャイヴ川畑)
黄砂バイオエアロゾルの越境的健康被害調査のためのサンプリング・同定に関する研究-小林史尚(環境省HPより)
http://www.env.go.jp/houdou/gazou/8501/9767/2738.pdf





