過去50年間で最悪の豪雨(香港)
[2008-06-10 02:19:03]
広東省・広西チワン族自治区など中国南東部や台湾南部などでは、梅雨前線の影響で6月に入ってから各地で大雨を観測している。
香港では6日から7日にかけて断続的に大雨となり、香港各地で洪水などの被害が出ている。
香港天文台(気象台)の観測では、7日に307.1ミリ、8日に130.8ミリ、2日間で437.9ミリの大雨となった。
6月の降水量の平年値が388.1ミリなので、2日間で1ヶ月分を上回る大雨となったのだ。
香港国際空港に隣接する大嶼山(ランタオ島)北部では、7日だけで400ミリを上回る豪雨となった。
香港各紙はこの大雨を「過去50年間で最悪の豪雨」と呼んでいる。
この豪雨で香港国際空港を離発着する航空機のうち351機に遅延や欠航が発生したとのこと。また香港各地の道路が冠水し、深いところでは二公尺(66センチ)に達したそうだ。
土砂災害も各地で相次ぎ、香港北部の屯門地区では20トンもの巨石を含んだ土石流が発生し、2名が犠牲になった。
現在では香港の雨は小康状態となっているが、今後も梅雨前線の影響で中国東南部に雨が降りやすい状態が続くため、これらの地域では大雨への注意が呼びかけられている。
(ジャイヴ川畑)
6月7日の香港各地の雨量(赤鯔角=空港島のすぐ下が400ミリ以上の地域)
http://www.hko.gov.hk/wxinfo/rainfall/rfmap24hrs06070000c.png





