冬の嵐過ぎ天候回復へ ハワイ
常夏の島といえばハワイ(少なくとも筆者の世代は)、年末年始に寒い日本から脱出し暖かなハワイで過ごす方も多いとか。
そんなハワイにも雨季(10月~3月)がある。雨季といっても日本の梅雨のように雨が降り続くわけではなく、シャワー(通り雨)が降る程度だ。
ところが1月末ごろからハワイに雨が降り続き、各地で洪水が起こったとのこと。
これはハワイの北に停滞する強い高気圧の影響で、高気圧の南側に吹く強い東風が雨をもたらしたのだ。
ハワイは年中を通して貿易風とよばれる東風が吹いている。そのためハワイ島の東側斜面にあたる地域は雨が降りやすい。
ハワイ島最大の都市でありハワイ州でもホノルルに次いで人口の多い都市ヒロは、年間降水量が130インチ(3300ミリ)で東京・大阪の2倍以上の雨が降る。
今回は高気圧の影響で貿易風が強化され、強い雨が降り続けたようだ。
国立海洋大気圏局によると、6日までの120時間の降水量はヒロ空港が29.72インチ(754ミリ)、ヒロ南西部の住宅地ワイアケア・ウカが37.30インチ(947ミリ)ワイアケア気象観測所が40.81インチ(1030ミリ)を観測した。
この大雨により、ハワイ島東側の各地で土砂災害や洪水が起こり、道路の寸断、学校が休校するなどしたそうだ。またハワイ州の各島でも、洪水警報・注意報などが発表されていたそうだ。
この大雨は7日にようやく終わりを告げ、出続けていた洪水警報も9日には止まったとのこと。
ハワイ島東側は貿易風の影響であいかわらず雲は多めだが、オアフ島ホノルルなど他の地域には常夏らしい青空が戻ってきたそうだ。
(ジャイヴ川畑)
国立海洋大気圏局 ハワイ州情報
http://www.prh.noaa.gov/hnl/
今回の大雨の解説
http://www.prh.noaa.gov/data/HFO/PNSHFO.0802062139





