熱中症で邦人客亡くなる(豪州)
豪AAP通信の報道によると、オーストラリア中央部のウルル-カタ・ジュタ国立公園内のオルガ山近くで6日午後5時45分ごろ(日本時間の午後5時15分ごろ)、ツアーで訪れていた日本人女性(51)が駐車場から300メートルほど歩いたところで倒れ、その後病院に運ばれたが既に死亡していたとのこと。
オーストラリアの北部準州警察によれば、水曜日に検死が行われるまで死因ははっきりしないが、熱中症の可能性が高いとのことだ。
ウルル-カタ・ジュタ国立公園は、地球のへそと呼ばれるエアーズロック(ウルル)と同じく岩石の山であるオルガ山(カタ・ジュタ)があり、ともにアボリジニの重要な聖地でもある。
オルガ山には風の谷のナウシカのモデルにもなったと言われる「風の谷(Valley of the Winds)」があり、手軽なトレッキングルートとしても知られている。
オーストラリアは昨年、100年に一度とも言われるほどの深刻な干ばつに見舞われた。今年も高温が続いているため、公園側は1月・2月の間、午前8時以降のエアーズロックやオルガ山の登山を禁止していた。
当時の日没は午後7時42分、事故発生はその2時間前、登山禁止の時間帯だった。
ウルル-カタ・ジュタ国立公園の北東450キロにあるアリス・スプリングス空港の気象実況を見ると、当時の気温は39℃、湿度は7%と日本では体験できない高温乾燥状態であったようだ。
それにより体温を調整する機能がコントロールを失い機能障害を起こしてしまう熱中症に陥ったのではないだろうか。
(ジャイヴ川畑)
アリス・スプリングス空港の気象実況(060800Zが事故発生時間に近い)
http://weather.uwyo.edu/cgi-bin/wyowx.fcgi?TYPE=metar&DATE=20080106&HOUR=24&UNITS=A&STATION=YBAS





