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プリウスと京都議定書 10周年


[2007-12-13 23:04:40]

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世界陸上大阪大会で公式車として活躍したプリウス:筆者撮影


トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が10日、97年の発売から10周年を迎えた。
この10年間でのプリウスの累計販売台数は約85万台、エスティマやクラウンなどトヨタ自動車の他車種も加えると約100万台が販売されたという。

1997年12月10日、プリウスは215万円で発売された。開発コストを含んだ原価はその倍以上するとの説もあり、採算度外視した戦略的価格設定が話題となった。
(ちなみに215万円は「21世紀へGo!」から付けられたとの噂も)

地球温暖化/CO2削減や原油の高騰/枯渇対策の切り札は「脱化石燃料」である。その本命として燃料電池車が注目されている。ハイブリッド車は省エネではあるものの「化石燃料車」であることには変わりなく、燃料電池車が普及するまでの中継ぎでしかない。
しかし実際のところ、燃料電池車は小型化や設備の問題などで進んでいない。環境にやさしい車を買うには、現時点ではハイブリッド車を選択するしかないのだ。

トヨタ自動車は今後もハイブリッド車の車種の拡大を図りながら、2010年代には年間販売台数100万台を目指したいとしている。燃料電池車などの脱化石燃料車の研究は進めつつも、まずは従来の純化石燃料車からハイブリッド車への転換を進めるようだ。

ちなみに初代プリウスが発売された日の翌日、1997年12月11日は地球温暖化防止京都会議(COP3)が閉幕、京都議定書が採択された日でもある。
日本は温室効果ガスを2008年~2012年に1990年比で6%を削減することを義務づけている。しかし現時点では6%削減の達成が困難であるだけでなく、増加傾向にあるとの見方が有力。
この10年間、プリウスは着実に普及し続けているのに対し、日本は京都議定書の目標達成に向けてどれだけのことをしてきたのだろう。
(ジャイヴ川畑)

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