space
全国各地にいる気象予報士記者が最新のニュースを配信中!
space
速報!天気ニュース
TOP
|
気象・季節速報
|
防災・災害
|
社会・経済
|
エンタメ・スポーツ
|
生活・健康・レジャー
|
環境
|
世界
|
北日本
|
東日本
|
西日本
|
南西諸島
space
space

気象レーダーへ抗議続く(台湾)


[2007-11-08 00:13:03]

台湾南西部、台南県七股郷の海岸は豊かな自然に恵まれた干潟が広がる風光明媚なところ。
曽文溪の河口には「黒面琵鷺(クロツラヘラサギ)」の生態保護区に設定されており、また古くから製塩業が盛んで塩田・塩山や台湾塩博物館などもある。

この七股郷の近くに設置されている気象レーダーに対し、周辺住民からの抗議活動が激しくなってきているそうだ。
抗議内容によれば、2001年の気象レーダー開設以降、七股郷の住民に健康被害が出始めたとのこと。
約180人の村民の約半数が脳卒中や癌、心臓疾患に侵され、死に至る者も出たそうだ。また子供たちには発達障害も表れているそうだ。

これに対し台湾中央大学の陳教授によれば、気象レーダーの設置には厳格な基準があり、世界中で運用される気象レーダーにおいて人体に影響を及ぼすような事例はないとのこと。気象レーダーは上向きに設置され、また360度をぐるりと観測するため回転し同一場所への照射は極めて短いため、周囲の人々への影響は無いことも指摘している。
また気象局によれば、開設前にも充分な検査・測定を行い、環境保護署の定める値をはるかに下回ることを確認しており、その値は携帯電話基地局が発する電磁波の2万分の1にも満たないそうだ。さらに30メートルの高塔の上に設置しており、局員や周辺住民への影響はありえないとしている。

しかし抗議活動は七股郷住民だけでなく環境保護団体も加わり活発さを増している。7月24日に初の抗議活動を行って以降、たびたび抗議集会を開いている。
環境保護団体「台南環盟」以前から携帯電話基地局やWiMAX高速無線通信基地局の電磁波への抗議や、今年開通した台湾新幹線の電磁波への抗議などを行っており、気象レーダーについても安全性を疑問視している。

住民や環境保護団体は七股郷の気象レーダーの撤去を求めており、今後どのような展開になるのか注目したい。
(ジャイヴ川畑)


台南環盟のブログ
http://www.wretch.cc/blog/teputnbr&article_id=9275046
http://www.wretch.cc/blog/teputnbr&article_id=10535509

七股郷気象レーダーの紹介
http://www.cwb.gov.tw/V5/eservice/docs/overview/observation/radar/rcck.htm

サイトマップ ご利用規約 プライバシーポリシー
会社概要 お問い合わせ
Copyright(c) eTEN, INC. / SPACESHOWER NETWORKS, INC. All Rights Reserved