台湾南部でデング熱が大流行
[2007-10-17 02:58:05]
デング熱(dengue fever:中国語で「登革熱」)はデングウイルスによる感染症で蚊によって広まる。
デング熱は、デング熱とデング出血熱と呼ばれる2つの病態があり、デング熱は数日で回復するが、デング出血熱は出血を伴うため死亡率が高い。
これまで熱帯・亜熱帯地域(東南アジアやインド、中米など)に分布する病気としてしられていたが、近年では台湾でも流行するようになった。
2002年の秋には台湾全土で5000名以上が感染した。
今年も台湾ではデング熱が流行しており、台湾南部の都市・台南では500名を越える感染例が報告されている。同じく台湾南部の都市・高雄でも540名以上が感染しているそうだ。
台南では20日から国体が開催されるため、政府は軍化学部隊を出動し国体選手村などの消毒を行った。また民衆に対しても、蚊の繁殖を抑えるため水たまりなどの排除などを行うよう警戒が出されている。
日本では戦後、戦地からの引揚者の間で流行し、西日本で20万人が感染したとのこと。
その後は日本国内で感染することはほとんど無くなった。が海外旅行や現地滞在のうちに感染したまま帰国し、日本国内で発症する例も、毎年数十例報告されている。
気になるのは地球温暖化がどう影響するかだ。近年、台湾などで感染報告が上がっているのも、地球温暖化が影響しているのではないかとみられている。
日本国内での感染報告はまだ無い(海外帰国者が発症する程度)が、温暖化の影響で熱帯・亜熱帯地域の病気が日本で蔓延する可能性もありそうだ。
デング熱が日本国内で流行する日も、そう遠い話では無いと思うのだが。
(ジャイヴ川畑)






