雨の日本F1GP 運営のまずさも
2007年F1世界選手権第15戦日本GP決勝が30日13時30に静岡県にある富士スピードウェイ(1周4.563Km:67周)で行われた。雨で大荒れのレースを、注目の新人ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)がポールポジションからスタートし優勝した。
強い雨の降る中、レースはセーフティカーが先導する形で開始した。セーフティカーが先導する間は追い越し禁止であり、隊列を組んで安全速度で走行するのだ。
20周目にようやくセーフティカーが戻り本格的にレースが始まったが、相次いでスピンやコースオフ、他車との接触などの大荒れの展開となった。
ハミルトンとチャンピオン争いをしている昨年のチャンピオン、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・メルセデス)は34周目に入り他車と接触、右サイドにダメージを負ったアロンソはズルズルと後退していき、41周目にヘアピン手前でクラッシュ、リタイアしてしまった。
その後もめまぐるしく順位の変わるレースが続く中で、ハミルトンは手堅い走りでレースをリードし、レース開始からちょうど2時間後に67周を走りきり今季4勝目を挙げた。
しかし大荒れになったのはレースだけではなかった。
昨年までの鈴鹿サーキットに代わり、今年から富士スピードウェイで開催されることになったF1日本GPは、運営側に不手際が相次ぐこととなった。
なかでも最大の問題となったのが「チケット&ライド方式」、レース会場周辺の混雑を避けるため、予め決められた駅や駐車場からのシャトルバスでのみ会場に入れる方式だ。ところが降り続く雨のためシャトルバスの通路に陥没ができたり、誘導の不手際なども相まって、レース開始に間に合わない観客がいたとのこと。またレース終了後6時間も冷たい雨の中で行列を作ってバスを待つことになった観客もいたそうだ。
9月末といえば秋雨の時期、それでなくても雨や霧になりやすい富士スピードウェイだけに、運営側は充分な雨対策が必要だったはず。
来年もF1日本GPは富士スピードウェイで開催される。運営は今年の不手際を猛省し、ぜひ来年のF1日本GPを成功させていただきたい。
(ジャイヴ川畑)





