学校行事中に落雷 6人軽傷
10日午前9時50分ごろ、栃木県佐野市の三毳山(みかもやま)で学校行事中の佐野市立北中学校生徒の近くで落雷があり、男子生徒6人が足にしびれを感じ、病院に運ばれたが、いずれも軽傷とのこと。
行事の開会式で、落雷への対処法を書いたプリントを配っていたという。
栃木県内は当時、雷注意報が出ていただけに学校の管理責任が問われることになりそうだ。
ニュース映像では、体操着姿の生徒たちがびしょ濡れになりながら歩いており、インタビューでも多くの生徒が落雷の危険を感じていたようだ。
また「耳が聞こえない」「目の前が真っ白になった」と訴える生徒たちもいたようだ。
同校のホームページには「この行事は、ゴールを目指す過程での幾多の困難にも立ち向かっていく「がまんする気力」を養うとともに、体力の消耗やその場の状況に応じてどう決断するかなど、自らの判断力を試される体験を通して、「生きる力」を育むことを目的としております。」と記載されている。
精神の鍛錬を目的とした行事なだけに、雷注意報が出ていても、危険を予感してもやめにくい状況にあったのかもしれない。
日本の上空の寒気の影響で、7日から「大雨と雷に関する関東甲信地方気象情報」がたびたび発表されていた。
事故発生の4時間半前、10日05時20分にも「大雨と雷に関する関東甲信地方気象情報 第6号」が発表されており、屋外活動への注意が促されていた。
学校側も落雷への対処法のプリントを配っていたとのことだから、ある程度の危険は感じていたのではないだろうか。
まさに学校の判断力が試され、その判断が誤っていたというところだろう。
今回の事故では、幸いにも軽傷者が出ただけで済んだが、死者が出てもおかしくはない状況であった。
各種屋外行事の管理者、とくに生徒の命を預かっている学校行事の責任者においては、気象情報に充分注意をはらっていただきたい。
(ジャイヴ川畑)





