F1 2011年からバイオ燃料か?
[2007-05-21 00:52:37]
自動車レースのF1世界選手権において、2011年からバイオ燃料エンジンを導入する可能性が高まってきたことを18日、ロイター通信などが報道した。
昨年末にF1を統括するFIA(国際自動車連盟)会長、マックス・モズレー氏がターボエンジンを再導入したいことを発表し、あわせてバイオ燃料を導入した旨の発言を行っていた。
この時点ではまだモズレー氏の案レベルであったようだが、FIAのスポークスマンによるとパワートレイン(動力伝達装置:エンジンその他)の規則に関する審議書類を、この5月にF1製造者顧問委員会(F1に参戦するメーカーが参加)に送ったとのこと。この中にバイオ燃料エンジンについて盛り込まれているというのだ。
これを受けて、6月にF1製造者顧問委員会で検討に入るということだ。
今回の提言ではバイオ燃料の導入だけでなく、2.2リッターV6ターボエンジンに変更し、最高回転数を10,000rpmに制限、出力は約770馬力に抑えたいとのこと。
(現在の規則では、2.4リッターV8エンジンで最高回転数が19,000rpmに制限されているが、出力は約900馬力程度ある。)
高回転によるカン高いエンジン音や高馬力による加速に魅力を感じるF1ファンも少なくないことから、この規則変更に対し様々な意見が出ることが考えられる。
F1などのモータースポーツに対し、燃料をガブ飲みし地球環境に悪影響を与えるイメージを持つ方もおられよう。
しかしF1で培われた技術はこれまでも市販車に反映されてきており、今回の提言により、高性能・高出力かつ地球環境にやさしいバイオ燃料エンジン技術が市販車へフィードバックされることも期待できそうだ。
(ジャイヴ川畑)





