餘部鉄橋に桜咲く
[2007-04-07 00:56:02]

JR山陰本線の餘部橋梁(兵庫県香美町)で3月29日午前、鉄橋からコンクリート橋への架け替え工事が始まった。全体事業費は約30億円。現在の餘部橋梁の南側(山側)約7メートルのところに建設される。
1986年(昭和61年)12月28日、回送中のお座敷列車「みやび」が日本海からの突風にあおられて転落した。この事故は、乗員と下の水産加工所の従業員の計6名が死亡する惨事となった。
またカニ観光で賑わう冬場を中心に強風のため遅れや運休が続出することや、老朽化のため維持するのが困難になってきていることなどから、名物橋の架け替えとなった。
新しい橋は防風壁を備え、風速30メートルまで列車が運行できるそうだ。
筆者も先週末に城崎温泉湯めぐりのついでに餘部橋梁に行ってきた。青春18きっぷ期間中に加え、臨時客車列車「想い出のあまるべ号」が運転されたため、物凄い人出となった。
(この「想い出のあまるべ号」は3月24-4月1日まで運転が予定されていたが、初日の24日は強風のため餘部橋梁の2つ手前の香住駅で運転打ち切りとなった。風対策のための架け替えやむなしといったところか。)
工事はまだ足元の準備段階で工事が本格化するのは5月ごろから。平成22年度末に完成予定だ。
餘部橋梁を渡りきったところに餘部駅がある。駅前の桜は三分咲きといったところだろうか。
赤い鉄橋に桜が映えて美しかった。
来年の今頃は工事が本格化しているだろうから、この美しい風景も今春限りで見納めとなる。
(ジャイヴ川畑)





