モザンビーク 洪水で食料危機
[2007-02-20 13:26:06]
アフリカ南東部、マダガスカル島の対岸にあたるモザンビークは、1992年までの内戦に加え1999年、2000年と続いて起きた大洪水などのため、世界で最も貧しい国のひとつとされている。
ロイター通信などによると、このモザンビークで2月中旬から洪水が発生し、数万人が家を失う被害が発生している。
南半球にあたるアフリカ東南部は11月-3月まで雨期のため雨が多く、またエルニーニョ現象の発生時はアフリカ中部・東部などで豪雨が続くため洪水が発生しやすい。
今回の洪水は、モザンビークのザンベジ川上流にあたるジンバブエ、マラウイ、ザンビアなどで大雨が降ったことにより、下流の平野部でザンベジ川が氾濫してしまったことによるもの。雨期が終わるまで洪水が続くおそれもあるため、政府による避難民の保護のほか、国連世界食糧計画の緊急食料支援などが始まっている。
しかし悪いことに、サイクロン"FAVIO"が現在、マダガスカル島の南を西進しており、23日ごろにモザンビークに接近・上陸する可能性が高まっており、被害の拡大が心配される。
モザンビークの対岸マダガスカルでも多雨や1月のサイクロンBONDO・CLOVISによる被害、今回のFAVIOによる洪水で2万5千人が被災し農作物の80%が被害を受けるなどしている。
これらモザンビーク、マダガスカルなどの被災国に一刻も早い世界的支援が望まれる。
筆者も募金を通じて支援するつもりだ。
(ジャイヴ川畑)





