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マクノート彗星とオーロラ


[2007-02-06 13:32:33]

473_parts.JPG
(米戸実氏が1月30日に撮影された彗星とオーロラの共演<システムの都合によりサイズ変更>)


1月中旬から下旬にかけて天文ファンを沸かせたマクノート彗星(Comet McNaught, C/2006 P1)をご存知だろうか。
近日点通過(1月12日)直前には日本でも条件がよければ見ることのできたマクノート彗星だが、通過後に南半球の空へ移動してから大化けし、新聞やニュース番組でもその壮大な尾を持つ彗星の姿をご覧になった方もおられよう。

このマクノート彗星を追い続け、ほぼ連日の彗星写真の撮影に成功した南半球ニュージーランドのクィーンズタウン在住の日本人、米戸実氏を紹介したい。

米戸氏は近日点通過後の1月14日からマクノート彗星を追い続け、1月30日早朝にはオーロラと彗星の共演をカメラに収めている。オーロラといえば北欧やアラスカ・カナダでしか見えないとお思いの方もおられるかもしれないが、南半球でも高緯度であればオーロラが観測できるのだ。(クィーンズタウンは南緯45度、北緯で換算すると北海道北端の稚内と同じくらいだ)
他にも南半球でしか見ることのできない南十字やマゼラン星雲と彗星の共演など、数々の美しい写真を撮影されている。

これらの彗星の写真は、NASAの運営するSpaceWeather.comに掲載されたほか、米戸氏のホームページでも公開されているので、ぜひご覧になってみてはいかがだろう。
米戸氏のホームページには「いつかこんな日が来るだろうと思って南半球に住んでいました『世紀の大彗星マクノート彗星のページ』」と掲げられている。このような素晴らしい天体ショーに遭遇することのできた米戸氏の感動が伝わってくるページタイトルだ。(私も台風の目を撮影した時よりもはるかに上まわるものであったのだろう)

近日点通過後のマクノート彗星は徐々に光度を落としてきており、3月初めには9等まで落ちてしまう。さすがに肉眼で見ることはできないが、望遠鏡はもちろん条件がよければ大口径の双眼鏡でも見えるだろう。
2月中に南半球に訪問される予定のある方は、彗星観測のチャンスかもしれない。
(ジャイヴ川畑)


米戸実氏のホームページ「やる時はやりまっせ!」
http://homepages.ihug.co.nz/~mkyoneto/camel.htm

米戸氏はクィーンズタウンの星空とオーロラの写真集の発刊や、スターウォッチングツアーの運営もされている。

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