12月の世界気温、過去最高に
気象庁は11日、昨年12月の世界の平均気温が統計史上最高であったことを発表した。
発表によれば、昨年12月の世界の月平均気温の平年差は+0.41℃と、12月の気温としては1997年の+0.40℃を超え、統計を開始した1891年以来、最も高い値になったそうだ。
また長期的には、12月の世界の月平均気温は100年あたり+0.71℃の割合で上昇しており、とくに1990年代後半以降、高温傾向が顕著になっているとのこと。
これらは二酸化炭素などの増加に伴う地球温暖化の影響(100年あたり+0.71℃の割合で上昇)に加え、エルニーニョ現象や十年~数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なったことのよるものと気象庁では考えている。
さらに突出した高温傾向が昨年12月だけでは済まない可能性も出てきている。
英国気象庁が4日に発表した気候予測によれば、2007年の世界平均気温が地球温暖化やエルニーニョ現象により過去最高が予想されるとのこと。
それを裏付けるかのように、ニューヨークから暖冬のニュースが飛び込んできた。通常ならば0度前後の日が続くニューヨークで6日、22.2度を観測した。このため例年ならば雪遊びでにぎわうセントラルパークでは半袖姿が目立ち、街中のスケートリンクは氷が解けて臨時休業する様子が放映された。
またニューヨークではまだ今期の初雪を観測していないが、11月12月に降雪が無いのは1877年以来129年ぶりの現象とのこと。(1877年も大規模なエルニーニョが発生していた)
今年は地球温暖化やエルニーニョ現象などが今まで以上に注目されることになるかもしれない。
(ジャイヴ川畑)
気象庁 平成18(2006)年12月の世界の月平均気温について(速報)
http://www.jma.go.jp/jma/press/0701/11b/worldtemp0612.html
英国気象庁 2007年高温予測(2007 - forecast to be the warmest year yet)
http://www.metoffice.gov.uk/corporate/pressoffice/2007/pr20070104.html





