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暴風雨で一酸化炭素中毒


[2006-12-22 13:34:53]

先週末、米国北西部のオレゴン州・ワシントン州やカナダのブリティッシュ・コロンビア州などを猛烈な嵐が襲い、これらの地域でかなりの被害が出たようだ。特に報道などで「Carbon Monoxide Victims」(一酸化炭素による犠牲者)が目に付く。

現地の新聞報道によれば、ワシントン州レーニエ山では50メートルの風を観測したとのこと。
シアトル・タコマ空港のMETAR(気象実況)では、現地時間の14日夜から風雨が強くなりはじめ、15日未明には風速30メートルを観測した。まさに台風並みの風であった。

この地域はハリケーンが来ることが無いため、今回の暴風でかなりの風被害が出たもよう。
送電線などの切断も相次ぎ、報道によれば100万世帯以上で停電となったようだ。

この嵐による犠牲者は、現時点で16名とのこと。
うち7名は停電のため屋内で小型発電機を動かし、その発電機から排出される一酸化炭素により中毒死したそうだ。また死亡には至らなかったものの、多数の一酸化炭素中毒者が発生し、病院などで治療を受けているそうだ。

シアトル・タイムズはこのような一酸化炭素中毒による事故の再発を防ぐため、20日水曜日のトップページの上半分を使い、6ヶ国語(英・西・中・越・露・ソマリ)で緊急警告を掲載した。

日本でも先日、苫小牧で暖房機による一酸化炭素中毒で7名が犠牲になった事故も発生している。
一酸化炭素は無色・無臭の気体であるため、気づかないうちに中毒にかかってしまう。
室内で暖房機や発電機など燃焼器具を使用する際は、くれぐれも一酸化炭素中毒に注意したい。
(ジャイヴ川畑)

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