二階建てエアバス 初来日
世界最大の800人以上が搭乗できるエアバス社 A380型旅客機が、19日午前11時50分に試験飛行のため成田空港に到着した。
事前に到着情報がネットなどで流れていたため、当日は小雨の振る中、早朝からカメラの場所取りをするため展望デッキに人があふれた。
A380型旅客機は全長約73メートル、翼幅約80メートル、高さ約24メートル、機体幅約6.5メートルの総2階建て。これまで最大だったボーイング社のB747-400型機よりも一回り大きい。
試験飛行の機体は3クラス制の555人乗りだが、総エコノミーのモノクラスにした場合、800人が乗れるという巨大旅客機だ。
A380は成田空港で燃料補給やブリッジなどの設備適合確認を行った後、20日13時にフランスへ向け出発。
両日とも雨のため、航空ファンにとっては嬉しいやら辛いやら思い出深い日となりそう。
次世代旅客機A380型旅客機は複合材を多様し、従来機にくらべ乗客1人あたりの燃費が向上しているのが売り。エアバス社のホームページでは100キロの距離を移動するのに、乗客1人あたり3リットルの燃料で済むとのこと。また騒音も低減されているとのことだ。
ライバルのボーイング社ではA380に対抗する巨大旅客機開発の予定は今のところ無いようだ。
これは両社の運用思想の違いによるもので、A380で拠点間を結ぶハブスポーク形を見据えているのに対し、ボーイング社は乗り換え不要なメッシュ形を目指しているものと思われる。
ボーイング社の次世代旅客機は、B767の後継にあたるB787ドリームライナーで3クラス制2-300人乗りとのこと。同クラスのB767と比較すると、燃費は15-20%向上しているそうだ。
燃料高騰・省エネや環境対策の影響を受け、大空でもいよいよ世代交代が進み始めたようだ。
(ジャイヴ川畑)





