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竜飛岬の風車 老朽化で廃止か


[2006-11-17 13:25:38]

先ごろ、東北電力は1992年に設置した国内初となる集合型風力発電所「竜飛ウィンドパーク」の廃止を検討していると新聞報道があった。

竜飛ウィンドパークは風力発電の実証試験設備として1992年に5基の風車でスタートし、その後増設もあり現在は11基の風車で運営している。竜飛岬の観光名所としても整備され、隣接する竜飛ウィンドパーク展示館に05年度は約4万5千人の観光客が訪れたとのこと。

ところが東北電力によれば、この施設は実証試験を目的として設置したものであり、全国各地で商業風力発電が稼動しはじめてる今となっては役目を終えてしまった、さらに老朽化により稼働率が低下し発電量が低下していることから廃止したい意向のようだ。

竜飛岬は津軽半島の先端にあり、対岸の北海道まで約20キロ、地下には青函トンネルが通っている。
別名「風の岬」とも呼ばれるくらい風の強い岬なので風況はよいのだろう。
実証試験終了後はいったん閉鎖し、新しい風車に建て替えたうえで商業風力発電施設として再開すればよいと思うのだが。

最近では景観や野生生物の保護のため風力発電設備の設置が困難なケースをよく耳にする。そのような中、観光の目玉であり地元からも親しまれている「竜飛ウィンドパーク」をあえて廃止するのはいかがなものだろう。
関係者においては、ぜひ存続されるようご一考いただきたい。

世界気象機関(WMO)の発表では昨年の大気中の二酸化炭素濃度が観測史上最高値になったとか。だからこそ地球環境にやさしい風力発電に前向きに取り組んでもらいたい。
筆者の6月12日付の投稿にも書いたが、景観や野生生物への影響を考慮し、都市部や工業地帯へも風力発電の設置を検討していただきたいものだ。
(ジャイヴ川畑)

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