カトリーナ被害 シャトル計画にも
[2006-10-20 12:16:25]
米各紙の報道によると、2007年度のスペースシャトル計画に遅延が発生するとNASAジョンソン宇宙センターが発表したそうだ。外部燃料タンクの製造に遅れが発生しているため、全体の計画にも影響しているようだ。
2007年2月22日に予定していたアトランティス号の打ち上げは3月16日に、6月11日のエンデバー号、8月9日のアトランティス号の打ち上げも後ろにずれる見込み。10月と12月の打ち上げについては未定とのこと。
外部燃料タンクの製造の遅れの原因が、2005年に米南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」被害によるものというから驚きだ。すでに1年が経過しているというのに。
外部燃料タンクはルイジアナ州ニューオリンズにあるロッキード・マーティン社のミシュー組立工場で作成し、海路でケネディ宇宙センターへ輸送している。
このミシュー組立工場がカトリーナのため甚大な被害を受けていたというのだ。
2003年の外部燃料タンクの断熱材落下によって起きたコロンビア号の事故により、外部燃料タンクの調査・設計変更などで製造が遅れていたところに、カトリーナの被害でさらに打撃を受けてしまったとのこと。
国家事業のスペースシャトル計画でさえハリケーン「カトリーナ」の影響が残っているほどだから、一般市民生活への影響の大きさは計り知れないだろう。復興も思うようには進んでいないとのことだ。
被害に遭われた人たちが元の安定した生活を1日も早く取りもどすことができるよう祈るばかりだ。
(ジャイヴ川畑)





