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台風19号 フィリピンを直撃


[2006-10-31 13:47:20]

台風19号(アジア名"西馬隆"Cimaron)は29日夜遅くにフィリピン北部に上陸し、翌30日朝に南シナ海へと進んだ。台風19号は28日から29日にかけて猛発達し、最低気圧910hPaを観測した。上陸時の勢力はカテゴリー5、米南部の大きな被害をもたらしたハリケーン"カトリーナ"と同程度。フィリピンにとっては1998年の台風10号以来、8年振りの強い台風だった。
台風19号は今後、南シナ海を西進し中国・海南島に接近、その後ベトナムに再上陸する見込み。

台湾・中国などのメディアによると、フィリピン北部の各都市では風速50メートル以上を観測し、家屋や農作物などに大きな影響が出ているとのこと。現在までの死者・行方不明者数は10数名とのことだが、被災地からの報告が入るにつれ増える可能性がある。
今年9月下旬から10月にかけての台風15号もフィリピンからベトナムへと進んだが、この台風による死者はフィリピン・ベトナムあわせて169名、行方不明者は79名とのこと。今回の台風15号もそれに匹敵する被害になるかもしれない。

フィリピンは敬虔なキリスト教徒が多く、11月1日は万聖節(祝日)・11月2日万霊節になっている。ちょうど日本のお盆にあたる2日間であり、フィリピン国内の人の移動が激しくなる時期である。また海外からも里帰り客や観光客がやってくる。これらの人々にも大きな影響が出ているもようだ。

筆者事で恐縮だが、気になるのは台湾への影響。台湾南端の恒春半島には台風の雲が掛かっているが、にわか雨程度。むしろ北東海岸の蘇澳などで台風の周囲の風と北東季節風が相まって強い雨が降っている。
この雨が強いのも明後日あたりまで。明々後日からの訪台には影響無さそうだ。
(ジャイヴ川畑)

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