サンタアナ風で山火事発生
[2006-09-25 13:32:35]
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊では、サンタアナと呼ばれる乾燥した熱風のため各地で山火事が発生している。
特にロサンゼルス北西のベンチュラ郡などで相次いで発生しており、オーハイでは国有林など200平方マイル以上を焼いて延焼中である。サンタパウロでは大学近くの渓谷の山火事で学生などが避難している。
山火事被害をもたらしたサンタアナ風は、現地時間の24日頃から弱まってきており、これらの山火事も下火に向かうものと見られている.
サンタアナ(Santa Ana)とは、ネバダ州・ユタ州からカリフォルニア州南部にかけての砂漠(モハービ砂漠など)からロサンゼルスに吹く局地風のことで、砂漠が寒冷化する晩秋から冬にかけて吹きやすい。
暑い季節は砂漠上の空気は熱せられて上昇するが、砂漠が冷えると接した空気も冷やされて重くなり周囲へと流れ出す。これらの砂漠地帯は海抜1000-2000メートル付近に広がっており、流れ出した空気は100メートル下がるごとに0.1度ずつ温度が上昇するため熱風となる。
また砂漠からシェラネバダ山脈の渓谷を通って噴出するため風速も加速され、20メートル以上の強風になることもある。
乾燥した熱風のため山火事が発生しやすく、強風にあおられて燃え広がるというわけだ。
(ジャイヴ川畑)





