インド・パキスタンで大雨被害
[2006-09-05 00:48:59]
ロイター通信によると、インド東部のオリッサ州(ベンガル湾に面した州)では、ここ数日のモンスーンの大雨による洪水で約150万人が家を失う被害が発生しているそうだ。稲作などにも大きな被害が出ているとのこと。
オリッサ州といえば、1999年10月29日に超大型のサイクロンが上陸し約5万人以上が命を失ったといわれる気象災害が記憶に新しい。(このサイクロンは上陸時の最大風速が72メートルを超えていた。2005年8月に米南部を襲ったハリケーン・カトリーナ級だった。)
人口の約47%が貧困ラインを下回わるインドで2番目に貧しい州といわれるオリッサ州だけに、サイクロン被災からの復興も厳しい状況であったと思うが、今回の大雨によりさらに厳しい状況になりそうだ。
またパキスタンやインド北西部では7月からモンスーンの活発な活動が続いており、ここでも相次いで大雨被害が発生している。この地域では2005年10月のパキスタン・インド北部地震で大きな被害を受けた所でもある。地震のため地盤が緩み土砂災害が発生しやすくなっているはずだ。
どちらも貧しい地域だけに、これらの気象災害の影響は計り知れないはず。国際社会による速やかな救援および復興支援が望まれるところだ。
(ジャイヴ川畑)





