防災の日と二百十日
9月1日は防災の日、これは1923年(大正12年)9月1日午前11時58分40秒に発生した地震による災害:関東大震災を教訓とするため、1960年に制定されたものだ。
関東大震災では昼食を作る時間帯に発生したため、各家の台所からの出火により火災が多く発生した。死者・行方不明者数は約10万5000人で、その多くは火災によるものだった。本所被服廠跡(現在の墨田区横網町公園)では火災旋風が発生し、約3万8000人が犠牲となった。
科学技術の進歩した現代においても、大地震が発生すると大きな被害が発生する。
私は1995年の阪神・淡路大震災を体験した。この震災の死者・行方不明者数は6,437人だったが、関東大震災のように日中に発生していれば、さらに犠牲者が増えていたかもしれない。
幸いにも当時住んでいた実家は一部損壊程度で済んだが、ライフラインはしばらく途絶えたままだった。
それまでは地震など無関係だった所だけに、防災対策へも無関心だった。それは筆者だけでなく、被災地に住んでいた方の多くも同じだっただろう。
今では防災は他人事ではない…常に意識するよう心がけているつもりだ。
9月1日は二百十日(にひゃくとおか)でもある。二百十日とは立春から数えて210日目の日のことであり、八朔、二百二十日とともに台風が来襲する三大厄日とされている。(八朔は旧暦の8月1日にあたり、2006年は9/22になる)
1959年9月26日に上陸した伊勢湾台風によって犠牲者が5000名を超える気象災害となり、それが翌年に防災の日を制定させることとなったのである。
9月は防災月間。この機会に、いまいちど身の回りの防災対策を確認してみよう。
地震・洪水・土砂災害などへの備えは万全だろうか。避難方法・避難場所も確認しておこう。
防災用品もしまい込まないで手の届くところに置いておきたい。
寝るときには枕元にクツと懐中電灯を置いておこう(阪神・淡路大震災では家じゅうガラスや陶器の破片だらけになり、暗闇の中、素足で踏んで大怪我をしたためだ)
(ジャイヴ川畑)





