台風 空の便への影響は? (9/15)
非常に強い台風13号は15日午前11時現在、石垣島の南約290キロの海上にあり、北北西へ進んでいる。先島諸島では15日午前にも強風域に、夕方には暴風域に入るものと予想されている。沖縄本島は16日に強風域に入るものと見られているが、台風が東よりに進んだ場合は暴風域に入るおそれもある。
今回の台風は秋台風特有の動きが速いことが予想されている。そのため台風の進路の東側では台風の渦巻き風と移動速度が合わさり一段と強い風になることが予想される。
台風は今後、南西諸島の西側を沿うように進む可能性が高いため、南西諸島では強風への注意が必要だ。
気になるのは空の便への影響。
鹿児島/台北を一直線に結ぶ国際航空路A1は、日本・北米と台湾・香港・東南アジアを結ぶ空の大動脈の一部だが、台風13号の進路と重なる可能性が高く、国際便への影響が心配だ。
悪天予想図を見ると台風の周囲には5万フィート前後の積乱雲が予想され、国内悪天予想図でも地上から5万フィートまで乱気流が予想されている。そのためこれらの国際便にも欠航や運行見合わせが発生したり、たとえ飛んだとしても乱気流のため厳しいフライトが予想される。機内サービスも悪天域を抜けるまでは難しいだろう。
日本と台北を結ぶ便は特に注意が必要だ。台北の飛行場予報では15日午後は10-15メートルの風が予想されており、一時的に離着陸を見合わす便も出るだろう。
国内線への影響は、すでに沖縄近辺の離島便などに欠航が発生しているが、台風の北上に伴い影響を受ける地域も北上する。
那覇空港の飛行場予報では15日午後は8-13メートルの風が予想され、風向き次第では離着陸に影響が出そうだ。15日20時以降は10-15メートル程度の風が予想されるため、夕方以降は欠航も出るかもしれない。台風の最も接近する明日日中はさらに厳しいことが予想される。
先島諸島ではすでに石垣空港で10-17メートルの風が観測されており、午後からは欠航便が出ることも予想される。
なお当予想は飛行場予報・実況や気象資料から筆者が予想したものであり、各航空会社の判断とは異なる場合がある。利用者は航空会社に再確認していただきたい。
(ジャイヴ川畑)
悪天予想図は以下から入手可能
http://aviationweather.gov/products/swh/






