飛行場予報で欠便予想
台風が日本に接近すると、交通機関への影響が気になるもの。
特に航空機については、移動距離が長い・代替交通手段も無い・天候の影響で欠航しやすいことから、搭乗予定を変更しようかどうか判断に迷うところ。
台風が航空機に影響するのは、主に出発/到着空港の気象状況だ。
なかでも滑走路方向に対する横風(横風成分)が制限値を超える場合、飛ぶことも降りることもできなくなってしまうのだ。
横風制限値は機種や空港などによっても異なり、航空会社によっても異なるが、おおむね20ノット(秒速約10メートル)と考えておけばよい。斜め45度からの風ならば28ノット(秒速約14メートル)ぐらいだ。
なので飛行場の天気予報を入手できれば出発/到着が可能かどうかの目安になる。
横風制限値を超えるようならば、前後の時間の風の弱い便に変更すればよい。
飛行場予報はTAF(Terminal Aerodrome Forecast)という。TAFの入手は、米国の航空電子情報サービス(ADDS)が便利だ。
ADDSのTAF(http://adds.aviationweather.noaa.gov/tafs/)ページの右側、[Get TAFs]の上の空欄に4ケタの空港コードを入れ、Translated を選択し、[Get TAFs]を押すと入手できる。
例えば17日正午現在、宮崎空港(空港コード:RJFM)のTAFを入手すると、12時から21時の間は北風 (360 degrees) 22ノットで、一時的に北北東風(20 degrees) 30ノットが予想されている。
宮崎空港の滑走路はほぼ東西に伸びているので、北風ならばちょうど横風になる。
このTAFから判断すると、17日午後は横風制限ギリギリであり、一時的に制限値を超えることもあるため、一部の便に欠航が発生する可能性が高いといえよう。
興味のある方は、飛行場予報を参照して、早め早めの搭乗予定の見直しを行ってみてはいかがだろう。
(ジャイヴ川畑)
TAFについては以下が詳しい。
中部航空気象台 飛行場予報解説のページ
空港コードは以下のページのRJで始まる4ケタ略号を参照。(南西諸島はRO~)
http://www.sendai-jma.go.jp/tidai/miyagi/senkou/link.htm
滑走路方向は、ウィキペディアで空港を検索し、滑走路-方向を参照。
宮崎空港は09/27(90度:東/270度:西),鹿児島空港は16/34(160度:南南東/340度:北北西)と表示される。
空港コードもあわせて表示される。
TAFの時刻表示はUTC(協定世界時)なので、日本時間に変換するにはプラス9時間する。
0300 to 1200 UTC ならば 日本時間の12時から21時になる。





