大雨警報の「重要変更」に注目
活発な梅雨前線の影響で、西日本から中部地方にかけて大雨となり、各地で土砂災害などが相次いでいる。
専門予想天気図(FXJP845など)を参照しても、西日本全域において暖湿な気流が流入し続けるため、大雨の降りやすい状況か続く見込み。
暖湿な気流の先端は、今後は太平洋側へと伸びる見込みなので、中部地方では日本海側だけでなく太平洋側でも注意が必要だ。
大阪でも明け方から雨が強くなったため、午前6時42分に大雨警報・洪水警報が発表された。幸いにも雨は小康状態となったため午前9時48分にこれら警報は解除された。
近畿地方では兵庫県の但馬南部、北播丹波、播磨北西部、播磨南西部などで発表中の大雨警報を切替え、「重要変更!」が付加され「過去数年間で最も土砂災害の危険性が高くなっています。19日昼頃にかけて土砂災害等に厳重に警戒して下さい。」が付け加えられた。
この「重要変更!」は土砂災害の危険性が過去数年で最も高くなったときなど、特に警戒が必要な内容を警報に追加した場合に付加され、より一層の警戒を呼びかけるもの。
「重要変更!」が発表される場合は、災害の危険性が極めて高い状態にあるということなので、市町村などの避難勧告・避難指示がなくとも自主判断で避難などの最善と思われる行動をとってほしい。
また警報・注意報などに「特記事項」が付加されることもある。これはとくに警戒・注意すべき内容が書かれていたり、早朝や深夜に注意報から警報に切り替わる可能性が高いときには、半日以上前から「○○までに××警報に切り替える可能性がある」と明示したりする。こちらも注目すべきだ。
なお島根県、鹿児島県、沖縄県(大東島地方を除く)において土砂災害の危険が高まった際は、「重要変更!」ではなく「土砂災害警戒情報」が発表される。「重要変更!」が気象庁が発表するのに対し、「土砂災害警戒情報」は都道府県砂防部局と気象台が共同して発表する情報で、防災情報を総合化をねらうもの。
今後は以外の都道府県でも順次、「土砂災害警戒情報」に変わっていくとのこと。これらの対象地域では、警報・注意報だけでなく「土砂災害警戒情報」にも注意してほしい。
(ジャイヴ川畑)





