香港は紅雨で休校に
[2006-06-04 01:21:21]

黒雨・白雨・紅雨という言葉をご存知だろうか。
黒雨は空が暗くなってしまうような大雨、白雨は夕立や明るい空から降る雨、紅雨は春、花に降りそそぐ雨のことをそう呼んでいる。日本語の感性の豊かさが感じられよう。
香港にも黄雨・紅雨・黒雨という言葉がある。しかし日本語の紅雨・黒雨とは意味が異なる。
黄雨は正確には「黄色暴雨警告信号」といい日本の大雨注意報に相当し、紅雨は「紅色暴雨警告信号」で大雨警報に相当するもである。黒雨は「黒色暴雨警告信号」で大雨警報のなかでも特段の注意を必要とするものと考えてよい。
紅雨だと学校が休みになる程度であるが、黒雨になると市民は外出禁止になるため会社も休みになり、交通機関もストップしてしまう。
香港では2日午前に激しい雷雨となり、紅雨警告が発表された。香港天文台のレーダーでは、香港北部の新界地区を東西に伸びる帯状の強い雨域が確認された。その幅は約10Km程度だった。
1時間に50ミリ以上の強雨を観測し、総雨量は150ミリを超えるところもあった。
香港各地で土砂崩れや浸水が発生し、住民の避難や家畜の溺死などもあったようだ。
香港中の学校は紅雨警告を受け、午前中で授業を切り上げ午後は休校となった。
(ジャイヴ川畑)






