米東部で豪雨、避難命令も
[2006-06-29 13:15:50]
米東部の広い地域では数日間にわたり断続的な豪雨に見舞われている。このためメリーランド州などワシントンを含む首都圏で局地的な洪水被害のほか、鉄道や道路・航空などの交通機関への影響が広がっている。
ここ数日、カナダの北東部:ハドソン湾・ラブラドル半島の上空に強い寒気の中心が居座っている。そのため23日頃から南はフロリダから北はニューイングランドまで米東部を縦断するかたちで前線が停滞し、その前線に大西洋から湿った空気が吹き込んだため沿岸部で雨が降りやすい状態となった。特に25日頃からは大雨となった。
首都ワシントンでは25日の降り始めから24時間の降水量が180ミリに達したほか、デラウェア州・メリーランド州では300ミリ以上に達している。
この豪雨で、ワシントン市内では、ホワイトハウスの芝生の庭に立つ樹齢100年のニレの木が倒れ通路を塞いだほか、司法省の庁舎などがが浸水した。
沿岸部の各州でも洪水などが発生し、各州の知事は一部地域に非常事態を宣言し、約20万人に対して避難命令を出し、州兵を動因するなどして住民の救援にあたっている。
前線は今週末まで停滞する見込みであり、訪米を予定される方は現地の気象情報に十分注意されたい。
(ジャイヴ川畑)





