花粉症、通年の時代へ!?
[2007-03-11 21:40:25]
暖冬の影響で例年よりも花粉の飛散開始が早まったが、これは日本だけでの話ではない。10日の日本経済新聞によると、ヨーロッパにおけるハンノキ、ポプラなどの花粉の飛散は昨年より約1週間早まっているようだ。記録的な暖冬となったフランスでは、地中海に面している南部を中心に花粉の飛散量が急増。今月中にはパリなど北部にも広がる見込みで、人口の約2割が花粉症に悩まされることとなる。
花粉症の人の中には「今年は暖冬だから、いつも以上に花粉に苦しんでも仕方がない」と思っている人も少なくないだろう。しかし、実は将来、一年を通してずっと花粉症が深刻になる可能性があるのをご存知だろうか? それは花粉の飛散濃度が地球温暖化と関連していると考えられているためだ。
温暖化の一因と言われている二酸化炭素の増加が世界的に進めば、世界中にある植物の光合成がどんどん促されて花粉量が増加。つまり、世界的規模で地球温暖化が進んだ場合、一年を通してあちらこちらで花粉の飛散量が増えてしまう。くしゃみなどのアレルギー症状は、花粉量が増えると(ある一定量を越えると)発症しやすいという特徴を考慮すれば、各地で一年中、花粉症シーズンになってしまう危険がある。”いつでもどこでも花粉症”なんて事態になりかねないのだ。
何年後にそのような事態に陥ってしまうのかはわからないが、花粉症対策のひとつとして、地球温暖化にブレーキをかけることも重要なポイントだと言えるはずだ。
(大貫未記)





