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おたふくかぜ、流行の気配


[2006-10-16 00:21:21]

「かぜ」がはやる季節といえば、真っ先に思いつくのが冬。空気が冷たくて乾いているとき、かぜをひきやすくなる。ところが、かぜはかぜでも、「おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)」は季節に関係なく流行する。ムンプスウイルスによって感染するのだが、感染力が非常に強く、患者との接触はもちろん、患者のせきやくしゃみなどによっても、うつってしまうためだ。


この「おたふくかぜ」、2001年に大流行している。そして、実は今年もその気配があるらしい。国立感染症研究所によると、前年は1月~9月までの感染者が約13万人にだったのに対して、今年同時期ではすでに16万人を越えているという。


「おたふくかぜ」は3~4年周期で大流行すると言われているが、1989年、ワクチン導入によって患者数は年々減少。その結果、1993年にはワクチンが中止されてしまい、それ以来、再び同じくらいの周期で流行しやすくなっている。そして、今年、どうやら流行年となってしまったようだ。


先にも書いたが、基本的に季節に左右されることのない病気。といっても、今の時季は、日々の寒暖の差が激しかったりして、何かと体調をくずしやすいし、体が一度弱るとなかなか回復しにくい場合もある。身近なところで「おたふくかぜ」の患者が出ているようなら、とくに子どもを中心に注意してほしい。
(大貫未記)

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