梅雨の終盤こそ熱中症対策を
[2006-07-14 23:07:14]
13日、14日と全国各地で気温が上がり、この夏一番の暑さとなるところが多かった。熱中症によって死者が出るくらい、つまり、カラダには相当の負担がかかる高温だったのである。
気温が上がると、それにつられて体温も上がりやすい。けれど、気温の上昇に伴って体温が際限なく上昇することはない。それは人間みずからが体温調節する機能を持っているためだ。その調節機能としては、血管を拡張させて熱を放散するのが第一の手段。それでも体温がどんどん上昇してしまうときには、汗をかいて解消しようとする。夏の暑さに対しては血管拡張だけでは対応できず、発汗を伴うことがほとんど。ところがそれでも体温が上がってしまうと、脳の中枢神経に異常をきたして意識障害、血圧低下、嘔吐など熱中症の症状が出ることとなる。
熱中症になりやすい日は、実は単に気温が高いというだけでなく、急に気温が上昇したときに注意が必要だ。前日まで涼しくて突然暑くなったり、午後からハイスピードで気温が上昇し続けたり……この気温差にカラダが参ってしまうのであろう。そのように考えると熱中症になりやすいのは、暑い日が連日続くような夏真っ盛りの8月よりも、曇ったかと思えば晴天になったりと天気が変わりやすい梅雨の終わりごろかもしれない。今の時季こそ、水分補給など対策を念入りに。
(大貫未記)





